KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

息子へ。

息子へ。

息子へ。

作家
飯野賢治
出版社
幻冬舎
発売日
2011-05-01
ISBN
9784344019935
amazonで購入する Kindle版を購入する

息子へ。 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

michi

ブログで読んで好きだった文章。父として、ちゃんと意見を言わなくてはいけない、けれど押し付けるのではなく自分で考えなさい、というスタンス。ああ「息子」の父なんだな、と感じた。「また、話そう」が果たされなくなった早逝が悔やまれます。

2013/03/16

どっち

原発に対する意見というのは、ひとりひとりの価値観によって異なってくる。持っている知識、生き方、環境、家族・知人友人、仕事、人類の未来…など、これらが複雑に絡み合って原発に対する各個人の思いというのができあがる。他人の価値観を自分の力で変えるなんてことは無理なこと。でも、ある一言で自らの価値観が急に変わってしまうこともあるものだ。自分の頭で考えることで価値観が変わる。そんなきっかけにしてほしい本。

2012/06/25

sfp1984

飯野賢治さん、久しぶりに名前を拝見し、興味を覚えたので購入。原発問題について、タイトル通り息子へと問い掛ける様な形で様々な問題提起をしている。その為、子供にも分かりやすく原発のメリット、デメリットを解説している。原発問題に関して、「難しいから分からない」とか「子供だから関係ない」ではきっともうダメなんだと思う。一人一人がきちんと勉強して、これからどうしていくのかしっかり皆で話し合わないといけないのでは。そんなことを考えさせられる本だった。

2011/09/15

ayako_tooyama

愛の反対は無関心、という言葉を残した人がいる。日本のことや、世界のこと。現在のことや、未来のこと。みんな無関心になっていないか? いろいろなことに関心を持ち、知識を深め、人の意見を聞いて、確固とした自分の意見を持つ。そして自分の意見には責任を持つ。―それが、“大人”なんだと思う。筆者が考えるのが、原子力発電の問題。自分たちの目先の“生活の豊かさ”と引き換えに、何百年も先の世代に対して取り返しのつかないことをしていないか? 今何をすべきか、真剣に考え、行動するときなんだと思う。それが“大人”の役割だ。

2011/08/21

くろ

「みんな」になると、「じぶん」がうもれる。原発問題以外でも。わたしは自分で考えているかなぁ。

2012/09/08

感想・レビューをもっと見る