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高山ふとんシネマ

高山ふとんシネマ

高山ふとんシネマ

作家
高山なおみ
出版社
幻冬舎
発売日
2011-09-21
ISBN
9784344020566
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高山ふとんシネマ / 感想・レビュー

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meg

東日本大地震の後、出版された本。高山なおみのあたたかな言葉たちに癒しとパワーをもらえる。きれいごとは書かれてない。苦しみは苦しみ、うれしさはうれしさなど。感情に嘘はつけないものかも知れない。けれど、今日も生きている。それはきれいごとよりも美しいことだと思う。

2024/04/21

野のこ

お布団の中ぬくぬくと心地よくなってきた今日このごろ。私も布団に包まって少しずつ読みました。高山さんの感情が素直すぎて心がぎゅーっとなった、すごく気持ち伝わりました。詩みたいな文章にドキドキと 夢のような空想にふわふわと。出てきた映画や本は知らないのが多くて高山さんの表現から想像力が膨らみました。スイレンさんのタイトルは今回もセンスがキラリ。

2017/09/09

花花

高山さんの料理本とエッセイ大好きです。これは主に高山さんが観た映画のお話だということでとても読みたかった一冊。映画の話だけでなく音楽や本の話、エッセイ的なものもあるけれど、どれも淡々とゆったりと書かれているのが、とても私好みで心地よい文章でした。手元に置いておきたい本なので購入決定。

2012/05/12

のぼる

日々ごはん読者にはおなじみの映画、本、音楽がいっぱい。ご自身が料理担当をされた「ホノカアボーイ」の項の「エンドロールで私の名前が出てきたとき、ポンッと、夫に膝をたたかれた。」という描写が好き。その時の二人の気持ちがとくとくと流れてくる。「おわりに」で東日本大震災について触れているけれど、この事で高山さんの日々の捉え方に変化はあったのかな。五感を働かせながら穏やかに日々を生きて行く彼女の姿勢が人間にとって大切なことだと思う。この本を通して、自分にとって好きな作品を知ることは自分を知ることだと思った。

2013/07/01

アルパカ

子供の頃どもってうまく話せなかったときのこと、山小屋で働いていた時のこと、高山さんの文章は匂いとか汗とかその場の空気感とか、そういうのを全部読んでいるこちらに運んでくるようだ。時々カップラーメンを食べるとか病院で食べたカレーとそばのことなども普通に書いてあり、飾らないところがいい。そうだよね、いくらなんでも毎日三度三度食べ物ばかりに力を入れてられないよね、料理家でもと思ってほっとする。(笑)

2016/05/18

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