女おとな旅ノート
女おとな旅ノート / 感想・レビュー
ヴェネツィア
軽快なタッチの旅本です。著者の堀川波さんが、感性をいっぱいに開いて旅する姿勢は好感と共感とを覚えます。旅はやはり、何といってもその非日常感をこそ楽しむものです。彼女は、なかなかにそれが上手です。すぐには真似ができないのは旅のスケッチ。こんな風に描けたらと思います。せめて、彼女も愛用するミラーレス一眼で街角のショットをとるくらい。旅のスタイルにも共感します。私も名所旧跡よりも、町の人たちの暮らしや市場の方に興味が向かいます。旅体験の共有はオビドスのポーザーダ。この本を読んで、行ってみたくなったのはラオス。
2016/02/12
emi
読み終わって感じたのは、私はこの人の考え方がすごく好きだなということ。家庭のあるイラストレーターの著者が、女友達と旅に出た記録のエッセイ。夫も子供もお留守番、「妻」も「母」の役目も肩から降ろして、「個」の自分になれる時間は、やっぱり旅。国内外で感じたり発見したり出会ったりしたそのひとつひとつを記した旅日記は、本当に楽しさとその場の空気までが伝わってきました。旅にテーマがあると、そして自分の好きがはっきりしてると、旅先では幸運を手にしやすいんですね。そして旅を一緒にできるのは、やっぱり女友達が最適みたい!
2016/02/09
きりん★
図書館のイベントの福袋レンタル本。これが当たってよかった〜🎍☺️癒されまくりです。結婚され家族ができ、中々行きづらい友達との旅行をめいいっぱい楽しまれている著者。英語も話せないとおっしゃってますが海外旅行✈️も。自分が旅してる気分になれました。ウラジオストックって近いんやって初めて知りました。私も行きたい✨
2023/01/04
がいむ
旅は人生の必要経費、非日常の世界に身をおけることが魅力、旅にテーマをつくる、と考える著者の旅の本。イラストや写真も素敵。家族と離れて女友達との旅ってなかなか難しいけど、来週は学生時代の友人たちと京都に集合!やっとそういうことができる年代になったなあ、と感慨深い。「はんぶん はんぶん」にできる女友だち、というのも共感^_^
2016/08/14
みさどん
仕事の長期休みには海外旅行をしていたので、パッキングや下調べ、戸惑いなど、あるあるがいっぱいだった。興味が高まったのはポルトガルとラオス。美味しそうだし、気持ちよさそう。コロナが終息して、気持ちが充電できたら友達誘って行ってみたい。何もかも手配されていた旅行はあまり記憶に残らないって、自分もそう。自分で決めた夕食や探し物、行程などは、ドキドキや緊張感が付きまとって印象に残るのだ。これ買ってどうするって自制が効くので、要らない土産物は残っていない自分なのだ。
2020/11/12
感想・レビューをもっと見る