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頼むから、ほっといてくれ

頼むから、ほっといてくれ

頼むから、ほっといてくれ

作家
桂望実
出版社
幻冬舎
発売日
2012-08-03
ISBN
9784344022263
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頼むから、ほっといてくれ / 感想・レビュー

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紫 綺

久しぶりの桂望美作品。爽快なスポ根コメディかと思いきや、結構ディープ。トランポリンの世界観に乗せて、人の生き方を語る・・・的な感じ。なぜかホッとするラストだった。次のオリンピックが楽しみだ。

2012/11/05

あっ!chan

マイナーなスポーツを扱った小説と言えば、私は森絵都さんの「DIVE!」を思い出す。しかもストーリーの設定が近いので、どうしても比較してしまうのだけど...ちょっと登場人物が多すぎるような...だから一人一人の書き込みが甘いような...さらに小説の中での時間が早くたつにもかかわらず年齢を感じさせる表現が少なくて...だから「あらっ?」と思って何度も前のページを読み返したし...みんなが失敗と成功を経験するのがワンパターンだし...とそんなことが気になって、感動すごく少なめで私にはあいませんでした。

2016/01/20

nyanco

表紙をよく見ると「もっと頑張れ」がとにかくいっぱい描かれている、コレに対してタイトルが「頼むから、ほっといてくれ」このデザイン、本当に良いです。オリンピック競技でありながら、マイナーであまり知られていないトランポリン。とても興味深く読ませていただきました。オリンピックを目指す5人の少年たち、性格や生活環境も全く違い、それぞれが様々な問題と闘いながら協議を続けている過程が非常に読み応えがあった。でも、変にドキュメンタリーっぽくなくて、少年たちそれぞれの目線で描かれているので、非常に読みやすい。続→

2012/09/11

おかだ

おもしろかった。トランポリン競技の世界で切磋琢磨する5人の選手のそれぞれの競技生活のストーリー。オリンピックの時ですらチラリと目にする程度の競技だけど、そこにももちろん熱い青春・人生がある。これを読んだら、命懸けで頑張ってきて「日本」をいきなり背負わされて膨大なプレッシャーを抱えながら戦うあらゆる競技の選手達に、軽い気持ちで「頑張れ」とか「メダル取って」とか「現役続けろ」とか言えないよなあ。「頼むから、ほっといてくれ」というタイトルが胸に突き刺さった。

2017/08/26

matsu04

トランポリンに賭ける男の子たちの物語。あまり馴染みのないスポーツであり、それ故に、選手や関係者たちには他の競技には無いような悩みもあるようで、それぞれの心の葛藤も分かるような気がする。17秒間の競技の描写も悪くはない。しかし、何というか、全体的にはイマイチだった。

2016/03/27

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