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はぶらし

はぶらし

はぶらし

作家
近藤史恵
出版社
幻冬舎
発売日
2012-09-27
ISBN
9784344022416
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はぶらし / 感想・レビュー

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風眠

もしも10年振りに会った同級生に「一週間だけ泊めてくれない?」と言われたら私はどうするだろうか。きっと鈴音のように「一週間だけなら、いいよ」と言ってしまうかもしれない。困っている人を突き放せない罪悪感、人から批難されたくないというプライド、可哀想だからという優越感、いい人と思われたい損得勘定、そういう気持ちが働くと思う。水絵に振り回された鈴音のように、実際泊めてみたら、後悔と不信感と自己嫌悪でフラフラになってしまうと思う。小道具として登場する歯ブラシの描かれ方が、善意と故意を印象的に物語っている。

2014/01/25

takaC

自分は男だし身近にこういう人たちはいないから非現実感が大きかった。水絵のような女性は嫌だけど鈴音みたいな女性も好感は持てない。

2013/01/29

barabara

うまいなぁ。この人の本は何時の間にか入り込んでしまう。ある種の人間は自分を受け入れてくれる人を瞬間的に見抜くという。自分を大切にするのもままならない日常、縁の薄い人間をどこまで許容できるか、またいつ自分も同じような立場になるか…!女友達なんて皆こんなものだと思う。はぶらしの表現、ぞっとするほどうまくて、タイトルなのも納得。完

2012/11/03

星落秋風五丈原

高校時代の同級生が久しぶりに頼ってきたがために起こるささいな衝突を描く。心理ミステリ&イヤミス。女性二人のほろ苦いすれ違いがテーマ。2016年1月NHKでドラマ化。

2012/10/11

ダイ@2019.11.2~一時休止

これは終盤までストレスたまりますなぁ。最後であぁ~そうなのかぁ~って感じ。

2017/11/06

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