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ニッポン西遊記 古事記編

ニッポン西遊記 古事記編

ニッポン西遊記 古事記編

作家
鶴田真由
出版社
幻冬舎
発売日
2013-09-12
ISBN
9784344024489
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ニッポン西遊記 古事記編 / 感想・レビュー

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tomi

三蔵法師一行になぞらえて鶴田さんが仲間たちと古事記ゆかりの地を巡り、古に思いを馳せる紀行エッセイ。沼島・竹生島・高千穂・出雲・熊野・伊勢といった主だった聖地を制覇、筋も分りやすく紹介されていて古事記入門編としても良い。沙悟浄こと井島さんの美しい風景写真も素晴らしい。

2014/01/31

ひつじ

ぼんやり知ってる神話と所々行ったことのある場所の話が出てくるので読みやすかった。古事記を読みたいな。神様が鬼と「一夜で1000個の石を積み上げて階段を作れたら願いを叶える」と約束しときながら完成直前で鶏を泣かせるとか、割と神様がヒドイ話多いような…。

2014/08/03

野の花

女優さんが書いたということで簡単な読み物かと思ったら、かなり専門的でビックリ!国産み→天岩戸開き→国譲り→天孫降臨→海幸彦山幸彦→神武東征の関連する場所を順に訪ねて回る旅のレポート。途中神がかりな不思議に出会う旅でもあったよう。もう一度古事記を読み返さなくては。

2019/06/14

み~くま

表紙を開いてまず目に飛び込んできたのは、美しい風景写真でした。読む前はエッセイっぽい内容をイメージしていたのですが、実際に読んでみると「親しみ易い紀行文」といった雰囲気。しかも、各章の冒頭には訪問地にまつわる「古事記」の内容がとても分かりやすく紹介されていました。「古事記」の入門書としても秀逸な作品だと思います。この本をガイドブック代わりに、紹介されている土地を訪れてみるのも面白そうですね♪「古事記」に初めて触れるという方にはオススメの一冊だと思います。

2013/10/26

sibafu

女優の鶴田真由さんとその仲間たちが、『古事記』にまつわる「聖地巡礼」をした旅の記録。アニメの「聖地」のようなファン的な意味でも本当の意味でも聖地巡礼。舞台となったのがそうなのだろうけど、関西から西の西日本ばかりで九州が多いか。神社への道中や山を登っているとき、着いた時の様子が書かれていて風景や鶴田さんの写真も多め。特に、「天岩戸開き」の舞台、高千穂にある天安河原の写真は一見の価値あり。まさに「黄泉の入り口のような雰囲気」が漂う河原の景色。『古事記』の内容をさらりと復習できたので読んでよかった。

2013/10/04

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