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アズミ・ハルコは行方不明

アズミ・ハルコは行方不明

アズミ・ハルコは行方不明

作家
山内マリコ
出版社
幻冬舎
発売日
2013-12-19
ISBN
9784344025103
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アズミ・ハルコは行方不明 / 感想・レビュー

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❁かな❁

山内マリコさんの作品を読むのは3作目。今作は長編です!前に読んだ2作の短編集でも感じましたが山内マリコさん、本当にポップでセンスが良く最高〜★めっちゃ読みやすくて楽しくて一気読みでした(´▽`*)ミステリアスで若者達の青春小説でもあり、リアルで痛々しいところもあるのですが読後感すごく良かったです*まるで自分も一緒にいろいろ関わってきた気分にもなり、なんだか爽快な気分になりました♪山内マリコさん短編も長編も良かったです!3作読んで確実に山内マリコさんファンになりました♪他の作品も読みます!とてもお気に入り♡

2015/03/07

tototousenn@超多忙につき、読書冬眠中。

☆5.0 アズミ・ハルコは行方不明となった。 煙草の煙をふぅーと吐き、煙となってもやもやと景色の中に溶け込んで消えた。

2021/01/10

わか

『ここは退屈迎えに来て』がとっても面白かったので、こちらも読んでみました。さすが山内さん、田舎の鬱屈した感じが非常にリアルでした。何かしないといけないんだけど、何もできそうにない現実。そんな時であったのがアズミハルコの行方不明の写真をグラフィックアートにして町に描いていくという行為。理屈じゃなくて感性で読むとよい小説のような気がします。とてもポップ。ラストは元気をもらったような感じになりました。若いって羨ましいけど痛々しいなあ、と思いました。

2015/03/08

どんぐり

《探しています》アズミ・ハルコの顔型ステンシルをデザインし、高速道路のガード下にスプレー塗料を噴射して落書きしまくる自称グラフィティアーティストの学とユキオ、そして愛菜。これは落書きか、アート化か、地元新聞の文化面にも取り上げられてしまう。「ねえねえ、アズハルのグラフィティの画像を待ち受けすると、願い事が叶う」と、いまや独自文化の創造神、女子高校生たちの間で都市伝説が広まる。話の展開としては、少女ギャング団事件のほうがむしろ面白かったのだが・・・。

2014/12/07

いたろう

「ここは退屈迎えに来て」に共通する郊外型大型店舗ばかりが幅を利かせる地方都市。ドキュメンタリー映画「イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ」のバンクシーに刺激を受け、落書き=グラフィティアートにいそしむ若者たち、行方不明<MISSING>アズミ・ハルコのステンシルアートとその思わぬ反響、何年経っても流れ続けるケイティ・ペリー「ティーンエイジ・ドリーム」、そして、映画「スプリング・ブレイカーズ」に熱狂する少女ギャング団。鬱屈した地方の若者の姿はどこか滑稽ですらあり・・・。「イグジット~」をまた観たくなった。

2014/04/26

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