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ワンナイト

ワンナイト

ワンナイト

作家
大島真寿美
出版社
幻冬舎
発売日
2014-03-20
ISBN
9784344025486
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ワンナイト / 感想・レビュー

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いつでも母さん

ステーキハウスで開かれた一夜の【合コン】から始まる人生もろもろを綴った連作。集った6人がそれぞれ幸せを掴む?のだが、そこはそれ!人生に【絶対】は無いから面白い。人は一人では生きていない。誰かと関わりあって生きている。【結婚】だけが全てじゃないが、その一夜から動き出し、明らかになる彼ら、彼女らの生き方はステーキハウスのオーナー夫妻の娘にも影響を及ぼすーあゝ、久々に明るく愉しい話を読んだ。読後感は良い。一度も経験したことが無い【合コン】面白そうだが私には無理だろうなぁ・・

2017/11/23

けい

義理の妹の将来を思いステーキハウス経営する鏡子が、客である瀬莉に頼まれたこともあり企画した合コン。ここに参加した6人と鏡子、鏡子の娘である奈々を加えた8人で視点で綴られる連作短編集。一夜の出来事をきっかけに大きく変化していく参加者のその後を、色んなバージョンで読ませてくれます。幸せの形も人それぞれ、どこか全体的にコミカルで楽しい作品でした。

2014/05/10

積読亭くま吉(●´(エ)`●)

★★★✩一夜の合コンで知り合った男女6人の物語。途中、強烈に語られる結婚願望に辟易するも、それ以外のトコは面白く読んだ。縁はドミノのように繋がって、たどり着く先に運命の人が待って居る…わけも無く。本当は、次々繋がるドミノの上のライドに乗って、人は出会いと別れを繰り返す。10年一緒に暮らした相手が初対面の人のように思えたり。初めて会った相手に、悠久を越えた運命を感じたり…。そして、どんな出会いの中にも、とどのつまり見せつけられるのは自分自身。そんな現実に辟易するけど、それは紛うことなき真実なのだけれど…

2016/03/19

しょこら★

3対3の合コンがひらかれた夜。無理やり参加、意気揚々、ピンチヒッターと状況は違えど、たった一晩のステーキ屋さんでの出会いが運命を変えるーー。歩と祐一郎なんて、まさに運命としか言い様がない。自分もオタク寄りだから分かるけど、ほんと素なんてさらけ出せない。そんな度胸ない。でも今後、付き合って行くなら… でも猫っかぶりしてたさなえも紆余曲折?で結局おさまっちゃうし。それぞれの思いと行動がぐるぐるしてく、不思議なめぐり合わせ。

2015/02/23

ゆみねこ

小さなステーキハウスを営む夫婦が、常連客との会話から企画した合コン。マスターの義妹を含めた6人の男女の一夜の出会いがどんどん転がって行って、その行き先が中々面白くて一気に読めました!これは大島さんの作品の中でも大好きですね。10年後の彼らのエピソードも笑えます。

2015/04/08

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