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弱いつながり 検索ワードを探す旅

弱いつながり 検索ワードを探す旅

弱いつながり 検索ワードを探す旅

作家
東浩紀
出版社
幻冬舎
発売日
2014-07-24
ISBN
9784344026070
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弱いつながり 検索ワードを探す旅 / 感想・レビュー

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人間万事塞翁が馬ZAWAZAWA

「ラジオ版学問のすすめ」「荻上チキSession-22」での話を聞いて、著者に興味がわいた。また朝まで生テレビでの堀紘一氏とのぶち切れバトルに、東浩紀、尖がってるおもしれーぇと思った。尖がってるがゆえに今一メジャーじゃないところ良い。著者が語る「偶然に身をゆだねる」という考え方を参考に生きていきたい。

2014/10/09

yamaneko*

一般的に考えられているのとは真逆に、ネットは強い絆をドンドン強くするメディア。ネット世界では「自分の似姿ばかりに囲まれて」世の中分かったような気になってしまう。対抗するには、自分が動いて環境を変えること。偶然に身を委ねて、弱い絆を作ること。情報は複製できるけど、時間や欲望は複製できない。やっぱり、旅には刷新力がある。まだ知らないところに行きたい。

2014/11/07

まーちゃん

日常に居ながらあらゆる情報を得られる時代。だがそれはリアルとは異なる。同じ人が同じ場所で検索すれば、限られた情報しか出てこない。検索ワードを変えれば 未知の世界に出会える可能性が広がる。検索ワードを変える手段として有効なのが、実際の肉体の移動(=旅)だと著者は説く。タイトルの「弱いつながり」は、偶然性に基づく、統計や確率ではない唯一度きりの人生から生まれる。/読み友さん絶賛の一冊。なるほど付箋だらけになって、どれを抜粋すれば上手く紹介出来るのか分からない。読みやすく分かった気になり満足(笑)面白かった!

2015/09/16

けんとまん1007

東さんの本には、いつも、感心そして考えさせられる。もちろん、気持ちのいい方向へだ。強いネットと弱いつながり。帯にあるグーグルが予測できない・・・が、然りと思う。検索キーワード自体、今の自分の中からのものなので、そこから踏み出すことは難しい。そこで、実際に体験することで、新たなキーワードを得るということは、腑に落ちる。先日、ある大学でお話してきたこと(これまでも言い続けてきたこと)とも一致する。バーチャルな世界や書籍の世界だけでなく、身体を使って感じることをオススメしてきたばかり。実体験からの言葉。

2016/06/04

ネギっ子gen

【人間は環境が作る。だから、その環境を意図的に変える】コピーを豊かにするためにこそ、オリジナルを知る。強い絆をより強くするためにこそ、弱い絆に身を曝す。そんな逆説を訴えた著者初の人生論。2014年刊。<グーグル検索のカスタマイズは、すでにかなり進化しています。/前もって予測検索をしてくれる。この技術は今後ますます進むでしょう。自由に検索しているつもりでも、じつはすべてグーグルが取捨選択した枠組みの中。ネットを触っている限り、他者の規定した世界でしかものを考えられない。そういう世界になりつつあります>と。⇒

2024/07/10

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