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近所の犬

近所の犬

近所の犬

作家
姫野カオルコ
出版社
幻冬舎
発売日
2014-09-18
ISBN
9784344026315
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近所の犬 / 感想・レビュー

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takaC

私小説。それは事実度の大きい自伝的小説のことらしい。そこで「事実と真実は別物」などと言うのは野暮。

2017/10/14

aoringo

様々な犬たちとのふれあいが描かれた私小説的な作品。ユーモラスだったり時に切なさだったり、犬への愛情が満ちていた。あたたかな家庭で大事にされて生きている犬は優しい性格になる。通りすがりのラブラドールのいい匂いに幸せを感じる作者の眼差しに同じ犬好きとして共感できた。そして犬は相手の年齢を想像以上に見ている、にドキッ。やっぱり若い方がいいのかあ。なんて思っていたら一気読みしてしまった。

2022/12/25

barabara

「昭和の犬」より読みやすい、親しみやすい。借犬、という概念はいいな。美味しいとこどりのようで、たまにしか会えない切なさ、会えた時のハッピーさ。ロボ、可愛いな。完

2014/10/24

いつでも母さん

表紙が私を誘った1冊!犬は飼ってはいないが、憧れている私。姫野さん、同世代ですから、解りますよ。むかしの大人達と同じ年になって『嗚呼・・』と感じる事も多々・・かつてのオバサン・オジサン、すまん!!(笑)しかし、犬・犬!近所の犬。面白かった。楽しかった。私をヨダレでデロデロにしてくれたあの頃のセントバーナード・・どうしたかなぁと思い出しました。ロボ、絶対姫野さんを覚えているんですよ~!あー犬が飼いたい・・

2014/12/22

あじ

近所の犬と飼い主の心を深読みし、関わり方を模索する胸のつぶやきがワンだふるです。ただ、ただ犬と触れあいたい一心で、ちょっと苦手な人間(飼い主)にもアタックする彼女。犬だけは彼女を忘れないでいてくれる。印象良く記憶してくれる。寂しい50過ぎの女の慰めは犬だけなのです。心のすきま風を、犬というすきまテープで目張り出来る。だからこれからも彼女が“犬見”に熱心であればあるほど、私は嬉しい。次の作品も読みたいから。

2014/12/02

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