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片見里なまぐさグッジョブ

片見里なまぐさグッジョブ

片見里なまぐさグッジョブ

作家
小野寺史宜
出版社
幻冬舎
発売日
2014-09-19
ISBN
9784344026360
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片見里なまぐさグッジョブ / 感想・レビュー

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ちょろこ

気持ちの良い涙の一冊。人としての心をなくした残念な人間のクズに人としての正しいやり方でトドメをさすストーリー。片見里の若者たちにはこんな時間も流れていたのか…。振り返りながら随所で微笑んでしまった。小野寺さんの描く街、そこに根付いている人々はやっぱりたまらない魅力がある。誰かが誰かを見つめていてきちんと正しい言葉で大切なことを伝えている。それもごく自然に。そんな街の営み。そこを味わうのがたまらない。笑いも苦味も驚きも…最後は全部気持ちの良い涙に変えてくれる。熱く優しい片見里の街の物語にまた一つ癒された。

2021/08/20

みかん🍊

小学6年生の4ヶ月間しか居なかったが父親の遺骨を預けたままになっていた同級生のお寺へ17年振りに受け取りにやってきた一時は父が急死し住職になっていた徳弥に同窓会へ連れて行かれる、そこで知ってしまった自殺した優しかった同級生の女性の真相に二人は復習に立ち上がる、仮にも坊主殺生はできぬどうやって懲らしめるのかと気になって一気読み、二人の活躍は面白かったがあの最低親子はもっと懲らしめた方が良かったのでは、一時のその後が気になります。

2018/08/01

ゆみねこ

父の急逝で住職になった徳弥と、小6の4ヶ月同じクラスで過ごしたフリーターの一時。自ら命を絶った同級生・美和のため、クズ男への復讐に乗り出した。善人が多く登場する小野寺作品には珍しい悪意の人物が登場するが、結末も爽やかで面白かったです。

2021/09/12

やっちゃん

誠実な良い人コンビはいかにも小野寺史宜ぽい、けど緊張感あるミステリ調?な話は珍しい。親父の鉄拳制裁がなぜか懐かしくも温かくて泣ける。おじさんも若い時に街コンやりたかったわあ。これからの季節は落ち葉の掃除に大変ですね。

2022/09/21

ユザキ部長

書き方ひとつでドロドロな人間模様。爽やかにのほほんと書いちゃうのが小野寺さん。ラストだってヒッチャカメッチャ。でもサラリと書いちゃう。一時の風来坊っぷりも現実にはありえないんだけどね。

2019/11/28

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