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身体を売ったらサヨウナラ 夜のオネエサンの愛と幸福論

身体を売ったらサヨウナラ 夜のオネエサンの愛と幸福論

身体を売ったらサヨウナラ 夜のオネエサンの愛と幸福論

作家
鈴木涼美
出版社
幻冬舎
発売日
2014-11-26
ISBN
9784344026803
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身体を売ったらサヨウナラ 夜のオネエサンの愛と幸福論 / 感想・レビュー

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安南

最初の数ページで、そのリズムと言葉のセンスの良さに惹かれた。平坦で乾いた、明るい絶望感。韻を踏んでいるわけでもないのに、ラップのように聴こえる。それが後半から、ホストさんとの恋愛?や夜のオネエサン同士のコイバナ…普通に水分が含まれた、お水っぽい内容と語り口に調子が変わってしまい、ちと残念。外野にいると性産業に着く女性に、ついロマンチックな物語を期待していまう。ことに、高学歴の美女ならば尚更。もっと突き詰めた自己分析的なものが読みたかった気もするが…いや、でも、とても面白いエッセイであることは間違いない。

2015/02/17

たぬきごんべい

頭の良い著者の頭の悪い武勇伝。ホストにはまり風俗で稼いだ自慢話。 「ウシジマくん」のホスト編、「新宿スワン」が好きな方にお薦めです。 ★2.5

2017/01/12

プル

自身が持っている何と戦っているのだろう?高学歴・高偏差値の自分を気に入っているのに、そこで選ばなくてもいい世界に踏み入れて、自分自身を壊していくような生活から得た、キラキラという名の遊びのような世界を楽しんでいく。何が欲しいんだろう。著者自身の頭の回転の良さはもっと違う所に活かせられればいいのに、余計なお世話感覚で読み進めていった一冊。最初、彼女の語感が、直前まで読みかけて止めた、多和田葉子の余計な言葉で韻を踏むような感覚に近く、めまいが…。

2018/03/22

FuSa

夜のオネエサンを経験した著者のエッセイ。母との会話が随所に出てくるのだが、私はこんな会話自分の母親としたことない。この母にしてこの娘ありなんだろう。そして彼女の生活と私の生活とはあまりに欠け離れすぎていてファンタジーを読んでる気分になる。共通しているのは、何かしら引き裂かれていることと、選ばなかった選択肢に復讐されているところだと思った。

2018/02/09

舟江

幻冬舎の本ということで期待して読んだが、下種の極みであった。福沢諭吉さんもさぞお嘆きであろう。(もちろんお札の方)hahaha・・・

2016/01/17

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