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そして、何も残らない

そして、何も残らない

そして、何も残らない

作家
森晶麿
出版社
幻冬舎
発売日
2015-09-10
ISBN
9784344028173
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そして、何も残らない / 感想・レビュー

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nyanco

過去の復讐、クローズドサークル内での連続殺人…既視感があるだけに、どう描くかが作者の力量だと思われるタイプの作品。私は読んでいて「冷たい校舎」を思い出す部分が多かった。作品としては「冷たい校舎」の方が、私は好きかなあ。中二病っぽさはあると思いますが、軽音部のメンバーが中学生とは思えない。コレ、高校を舞台にして大学を卒業するタイミングで…とした方がリアリティがあったんじゃないかなぁ。続→

2015/10/14

川越読書旅団

結論ありきで書かれたミステリー小説観満載で、ストーリー展開、殺人のトリック、セリフの内容全てにおいて違和感なしでは読み進める事が出来なかった、残念。音楽に関連する件(くだり)や登場人物たちの心の機微の描写はなかなかではあったのだが、、、。

2015/11/13

そうたそ

★★☆☆☆ クリスティの名作を思わせるようなタイトルであるが、内容はいまいち。相変わらず当たり外れの差が激しい作家さんだなあ……。閉鎖された中学校の校舎に集められた嘗ての軽音楽部のメンバー。部を廃部に追い込んだ教師への復讐を目論み集まったつもりが、思いもよらぬ形で連続殺人の幕が開けられることとなる――。閉鎖的な空間、切り落とされた橋等々、本格ミステリ好きにはゾクッとくる設定ではあるものの、ここまで露骨だと興醒めするなあ。結末の意外性もあるものの、どうもすっきりしない。色んなことが中途半端で残念な出来。

2016/07/12

だんじろー

決して「何も残らない」わけではないけれど、メイントリックが既視感満載でかなり拍子抜けした。部室内での最初の事件にしても、どうしてその方向に推理が展開するのか実に不自然で、その後も無理矢理読者を納得させようとすればするほど深みにはまっていくという悪循環。人物描写にしても、とても中学生には思えない者ばかりで正直入り込めなかった。申しわけないけれど、いろんな意味で残念な作品。

2015/10/27

Yuna Ioki☆

1298-501-33 森晶麿作品初読み。タイトルどうり何も残らない本だった。。。

2015/11/28

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