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頂上至極

頂上至極

頂上至極

作家
村木嵐
出版社
幻冬舎
発売日
2015-10-22
ISBN
9784344028425
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頂上至極 / 感想・レビュー

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宇宙猫

挫折。他では分からないが、この辺では有名な話で学校でも習った木曽三川の治水工事の話。目新しさがないのと陰気な感じに挫折。

2017/07/10

真理そら

『孤愁の岸』(杉本苑子)と同じく薩摩藩が命じられた木曽・長良・揖斐川の工事を題材にした作品。理不尽とも思える命令で苦悩する薩摩藩士の姿は辛いが、川普請の進行状況などが興味深かった。平田靱負の強さが印象的。確かに「新しい風は薩摩から吹いてくる」ということになった。

2018/08/26

コリディ

10点。宝暦治水、平田靭負、薩摩義士。史実としては知っていたつもりだが、こうして小説として読むと改めて感動する。頂上至極というタイトルも意味を知るとまた泣かさせる。大河ドラマにでもなって、もっといろいろな人に知って欲しいし、後世に語り続けていくべき史実だと思います。

2019/09/06

あいべきん

似非鹿児島県民として、こういうことがあったというのは存じてましたが、ここまで大変な工事で、しかも亡くなったのが事故のせいではなく病気と腹切りだったという。ちょっと衝撃でした。何とも辛いお役目をさせられたもんだ。もうちょっとみんなが最初から協力的だったらよかったのにと思ってしまうは、私が単純だからですけどw でも、薩摩のお侍様が手抜きもせず、投げ出すこともなくてよかった。そこだけは誇らしい。

2020/06/05

蝉、ミーン ミーン 眠ス

薩摩武士の働きは見事なものだったし、幕府の悪辣な企みも短期的に見れば功を奏したのだろうが、この一件で残った遺恨が巡り巡って幕末の動乱に繋がったのかと思うとまた別の感慨が浮かぶ。

2018/03/31

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