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天国の一歩前

天国の一歩前

天国の一歩前

作家
土橋章宏
出版社
幻冬舎
発売日
2015-11-26
ISBN
9784344028555
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天国の一歩前 / 感想・レビュー

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ゆみねこ

女優のタマゴ・若村未来、21歳の元ギャルが直面した祖母の介護。無知で貧しい彼女の奮闘記、介護問題の入門書としても中々良い本でした。

2018/09/20

Ikutan

『21歳、こんなに若くて介護をするなんてアリですか』元ギャルの未来は、崖っぷち女優。彼女を訪ねて来た祖母が帰り際に倒れてしまう。お金も時間もない彼女が、一生懸命に現状に立ち向かう姿に好感が持てます。一方、無責任なのは彼女の両親。サイテーですね。そんな彼女が祖母を殴打するという殺人未遂事件をおこした。その真相とは?介護という重いテーマながら一気に読めるテンポのいい展開と感動のラスト。あっという間に読めて後味良好です。介護という社会問題を提起し、現場の様々なことを分かりやすく解説した、おすすめの一冊です。

2016/01/10

深青

介護か……介護かぁと思ってしまった。いつかは直面する問題で避けられない未来なんだよなぁ…と。重いテーマだけど何故かさらっと読めてしまう。介護という大まかな事しか知らなかったなとまざまざと感じてしまった。これを機会に1度勉強しておくのもいいかもしれない。

2016/02/17

ともとも

じり貧の女優志望の孫が、祖母の介護を。 それをきっかけに見えてくる、人と、世の中の負。 それでも、家族や友人、将来の夢を持つことって 掛け替えのないものであって、さらにそれに支えられて 生きているのかもしれないと改めて思い知らされてしまいました。 不器用ながらも、人や夢や愛を大切にして、一生懸命に生きている。 なんだか、生きていく勇気を与えられたかの様で良かったです。

2015/12/19

keith

女優を夢見て東京へ出てきた若村未来。しかし、その夢の実現には程遠い毎日を送っている。そんな時、未来を訪ねて東京へ出てきた祖母が怪我をし、未来は祖母の介護を背負い込むこととなる。親に頼ることも叶わず祖母の介護のために夢を犠牲にせざるをえない未来の状況は、表紙の優雅な姿とは全くの別物です。最後のページまでどうなることやらの連続でした。

2015/12/30

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