マスラオ礼賛
マスラオ礼賛 / 感想・レビュー
starbro
ヤマザキマリ、2作目です。著者が古今東西でマスラオ(益荒男)だと思う男性を論じたエッセイ集。まず表紙のトム(著者の過去の自作とのことです。)がGOODです!著者のイメージするマスラオと私のイメージする益荒男との温度差(まさに字面の違いかも知れません)はありますが、楽しめました。私だったらローマ時代の益荒男としてカエサルを取り上げると思います。サッカーマニアではないので、知りませんでしたが「ガリンシャ」の稿がオススメです。余談ですが、我が母校(高校)の公式?応援歌が「丈夫」でした(笑)
2016/09/22
Nat
図書館本。ヤマザキマリさんが心惹かれる古今東西の男性について。現実の人間だけでなく、母を訪ねて三千里のマルコ少年やトムとジェリーのトム(もはや人間ですらなくアニメの猫)まで。カエサルでなくハドリアヌス帝というところがマリさんらしい。
2023/07/17
トムトム
そうか。母を訪ねて三千里のマルコはイタリア人で、マンマ大好きマンモーニだったのか!ヤマザキさんは日本人と外国人を対比するから敵を作るんだろうな。日本から一歩も出た事がなくても、自分の頭で考えることができる人はたくさんいます。ヤマザキさんの考え方に共感できる日本人もいます。ただし、それを日本・海外と並べて言われると、ねぇ?テルマエロマエを1巻から初版で持っているぐらいにはヤマザキさんが好き。ヤマザキさんの絵が下手・嫌いという人の気持ちも分かります。でもヤマザキさんのマンガ、面白いよ♪
2021/07/07
ヒデミン@もも
ヤマザキマリさんのエッセイがすきなんだけど、これは思っていたより真面目だった。やはり出自が良いのねマリさん。ジョブスの漫画読みたい。
2020/03/08
tama
図書館本 ヤマザキファン 作者が「魅力的だ」と感じる男について具体的事例(古代ローマの皇帝や歌舞伎俳優、漫画家などなど)を使って述べた本。好い男が並んでますなあ。トム・ジョビンの作詞担当だったヴィニシウスは映画にもなっててみたはずだがとんでもないおっさんだった記憶が、凄いわ確かに。表紙のトムは作者小3の時の作品だそうですが、形状把握力と形状再現能力は天才的だと思う。漫画のジョブスも読みたくなってきました。作者のお爺さんがこれまたかっこよい!憧れるわ
2019/02/21
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