ひきこもらない
ひきこもらない / 感想・レビュー
mitei
ニートで有名な著者だけど、どこか行ってもしている事は同じとかまるで自分を見ているようだった。京都、東京の良さも大体分かったしまた京都住みたくなってきた。
2017/07/17
鉄之助
”日本一有名なニート”pha(ファ)の著作、ということで読んでみた。自らを「世間で普通とされている暮らし方にうまくはめられない」と言う彼の視点が面白かった。ずっと同じ場所に暮らすことに、飽きてしまう。シェアハウスを運営しながらも何度か引越し。フワフワした生き方に、私もなんとなく共感。そんな中で、「ニートが熱海に別荘を買った話」には、大笑い。仲間3人と一緒に90万円の別荘を購入するが、3年後、なんと8万円で売却! 2016年に、「在宅勤務のすすめ」を強く提言している。いま、時代が彼に追い付いてきた!?
2021/06/15
えちぜんや よーた
「だるい」とか「しんどい」とか「鬱々」を連発している割には、そのだるさやしんどさとかを解消するために必要な行動はしている。自分にとって快適なポジションはどこにあるかを探っていらっしゃるのでネガティブそうに見えて実はポジティブ。文章表現を見ると、貧乏くさそうな表現もあるが、特に苦にしている様子もなく、考え方や行動様式はホリエモンと同じような気がする。
2017/08/10
ゼロ
38歳の著者が定職にもつかず、ふらふらしていたことを一冊の本にまとめました。帯に家を出て、街に遊ぶ。と書いてありましたが、家にひきこもらずに、旅をしたり、バスに乗ったり、サウナを満喫していました。表題がひきこもらないとあるように、誰も真似していない生活をしているので、苦労は多いかとな思いますが、自然体な文章と悟りを開いた考え方なので、とても読みやすく、とても真似することはできないと感じました。僕らはこんな風に生きることしかできない。世の中には多様な価値観を持った生き方を人を知れる良書でした。
2017/06/25
saga
ひきこもり・ニートの思考と生き方を知りたくて読んだ。著者は京大を卒業した後、会社員になるも早々に退職して現在に至っている。彼の生き方が、同じように社会に適応できない人達の道標にはならないだろうと思う。著者は親とは別に暮らせるだけの経済的基盤がありそうだ。だから、毎日の食にも困ったふうでなく、高速バスなど廉価な交通手段を使った旅行にも出かけられる。時間を「潰す」ことに腐心するというのは、サラリーマンとして毎日を汲々と過ごす自分には羨望と反発しかなかった。
2018/11/04
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