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仮想人生

仮想人生

仮想人生

作家
はあちゅう
出版社
幻冬舎
発売日
2019-01-10
ISBN
9784344034105
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仮想人生 / 感想・レビュー

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ふぅわん

【生きてる実感、あなたはどう感じてる⁈】人生は模索し旅をしているようなもの。誰だって人は強くない。弱くても戦っていたらそのうち強くなれるかなぁ。そのままでもいいよね⁈歳を重ねていけばいくほど弱さばかり身にしみる。ブログ、ツイッターなどSNSは誰かと共感したり情報を伝えられたり、楽しみを分け合えたり、また励まされたり元気をもらえたりする。現実の自分と違う自分を作り出せたり不思議な世界観ももてるもの。人は生涯孤独というわけか。仮の世界があるから生き抜けていけることにもなるのかな。今を生きてて良かった。

2019/08/03

myc0

面白かったー!!はあちゅうさんすごい!一時Twitterを賑わせた「暇な女子大生」を思い出した。ナンパ師とか女性向けヘルスとか、そういう世界がきついと思ったけど、最後まで読み通せて良かった。Twitterで見せる顔、リアルな顔、人は色々な世界で生きてる。まさに現代だなぁ。10年、20年経つと、SNSもきっとまた違う展開をしてるんだと思う。過去を振り返るとき、2019年ごろのリアルを書いた本としてこれ以上のものはないと思う。そして、なんか頑張って生きようと思えた。面白かった!

2019/05/30

takuya

これは面白かった。登場人物の人生がリアルとSNSでクロスする。裏アカウントでの仮初めの人生ってどんな気持ちになるんだろう?って言う問いに、すごい繊細な感情描写で応えてくれる。はあちゅうの文才恐れ入ったわー。ラストシーンが素晴らしい。

2019/01/11

みかん

現実や実物ではないけれど、その中でもう一つの人生が存在する。SNSの中の自分と本当の自分と現実を生きる。痛いほどリアル。

2020/09/26

Tsumugi.G

こんなにリアルにネット生活が描かれてSNSに馳せるオフの感情が代弁された小説あるだろうか。それでいて現代に潜む様々な社会問題や風潮;あるある もふんだんで、感情を差し引いても共感として心を掴まれる要素がてんこ盛り。情報量が多くて深いけど、根には少しずつ「これ私やん」が存在している、不思議な世界。過食嘔吐という行為は全く理解できないが、ねねの思考回路は私そのもの。登場人物どれもリアルで好みで実在垢なら絶対フォローして追いかけてる、でもその裏の顔が物語の中で剥がれてしまってるのでより人間不信さが促進される。

2019/05/07

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