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短篇集 こばなしけんたろう

短篇集 こばなしけんたろう

短篇集 こばなしけんたろう

作家
小林賢太郎
出版社
幻冬舎
発売日
2019-02-22
ISBN
9784344034297
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短篇集 こばなしけんたろう / 感想・レビュー

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岡本

ラーメンズ小林賢太郎による短編集。ラーメンズの二人やコバケン一人のコントが頭の中で再生される話の数々。ギャグからシリアスっぽい短編まで様々なジャンルが書かれている。エッセイが読みたくなる一冊。

2019/04/30

なる

シュールなコントの王者ラーメンズの元メンバーで現在は演出家として活動する小林賢太郎による23もの文章が詰め込まれている短編集。どれひとつ似たような作風がなく、パスティーシュの極致ともいえる全く異なったアプローチで組み立てられる作品群に舌を巻く。あまりにもバラエティに富んでいて作者の顔が全く見えないのが恐ろしい。才能の塊であり、何を考えているのかわからない凄みがある。創作する人はみんな手元に持っておくべき。どれも凄いが特筆すべきは最後を締める「砂場の少年について」か。これだけ毛色が全く違う。納得。

2023/06/28

ジュンコ

「本」公演に行ったから。読み聞かせ最高だった! こばけんはほんとにことば遊びの天才だな。

2019/07/23

田氏

とても機能的で小洒落ていて、最適化された言葉の遊び。たとえるならMacbookのような。それをロイド眼鏡の男性が広げているウッディな内装のカフェのような。その店で供される満腹するには少し物足りない量のインスタ映えするワンプレートランチのような。その男性がノマドワーキングを終えMacbookを小脇に帰るデザイナーズマンションのような。玄関を開けての「OKグーグル」で起動する間接照明や空調やオーディオのような。そのミニマリスト趣味な部屋のバタフライスツールに置かれている「短編集 こばなしけんたろう」のような。

2019/06/15

こむこむ

表紙とかページのレイアウト、全体のデザインや紙の質までが好きな感じで、作者もあのラーメンズの小林さん。校正とか大変だっただろうなって思うくらいに凝った作り。話も面白いのだけど、ちょっと期待し過ぎたかもしれない。全体として詰め込み過ぎな感じがした。ボリュームがあるので、もっと読みたいというよりはある程度満足してしまう感じがもったいない。連載を読むように、ちびちびと読むのが正解かもしれない。デザインからの先入観とか、短篇集を全体で評価するのは全然フェアじゃないな。。。

2020/04/17

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