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これからの哲学入門 未来を捨てて生きよ

これからの哲学入門 未来を捨てて生きよ

これからの哲学入門 未来を捨てて生きよ

作家
岸見一郎
出版社
幻冬舎
発売日
2020-12-09
ISBN
9784344037304
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これからの哲学入門 未来を捨てて生きよ / 感想・レビュー

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かずぼう

アドラーの教えが随所に。哲学者西田幾多郎の言葉『人は人 吾はわれ也 とにかくに吾行く道を吾は行くなり』これが気に入った。 著者岸見氏の本は、今までも読んできたが、今回の本は哲学と言うより人生訓。良いことが書いてあるが、読み物として心に響くかどうかは微妙。

2022/01/23

Moca

これからの未来に生きていくための哲学。いわゆる、自分のための人生の教訓と言ったら方が良い。 この本書は、哲学的な内容は含まれているのが評価するけれども、どちらかというと、心理的で、アドラー心理学の引用からなっている。 ところどころ、こじつけている部分があるので、途中までで読んだ。 これは、哲学っていうよりも心理学だと言いたい。

青木 蓮友

もう驚いちゃって。あんまり目から鱗で。やっぱり表現のセンスの相性というのは侮れなくて、こーんなにもストンと腑に落ちたのは初めてかも。『人生はマラソンというよりはダンスです』ここまで的確な言い方ありますかね。思わず息を吸ってながーくほそーく吐いてしまいました、肩の力がスッと抜けつつ背筋はまっすぐ伸びたかんじ。これはいかんと思って急いで手帳に書き取って、気がついたら1時間経ってました。たいてい毎年これをやるのですが、今年はこの本が初でしたね。知ってよかった。なんかこれから物凄く頼りになると思います。嬉しい。

2021/10/12

ベランダ

ボランティアには報酬を払うべきというところに反応した。国がボランティアを推奨するのは、絆や愛国心といった一体感を演出する意味もあるのかも知れないが、そういったものは上から押しつけられるものではない。国は公助を充実させるのが仕事なのだからちゃんとやってほしい。自助・共助を美談として押し付けられるのはほんとに嫌。人々は、公助が良くなれば、国を愛するだろう。ボランティアは実は人々を分断する。助け合いをしたくないわけではなく、上が押しつけてくるのはずるい。だから、美談は気持ち悪い。「ずるい言葉」で学んだ視点です。

2021/08/10

ひめぴょん

コロナによるさまざまな世間の反応に対する哲学的解釈を織り交ぜつつ、結婚・家族・仕事などの場面ごとに哲学的考え方を示してくれています。人は必ず死ぬが、その死に至るまでの過程をどう生きるかが問題。人生が苦しいものであることがわかっていても、そのことは生きることをやめる理由にはならない。幸福に「なる」のではなく、幸福で「ある」。(コロナの感染者数など)数えることすらしない人生があっていいのではないか。残り時間を数えない生き方。数えるのをやめた時、人生は変わる。自分が正しいと思って相手を分別しようと思っていること

2021/02/14

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