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雨の日には車をみがいて

雨の日には車をみがいて

雨の日には車をみがいて

作家
五木寛之
出版社
幻冬舎
発売日
2022-01-13
ISBN
9784344037656
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雨の日には車をみがいて / 感想・レビュー

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starbro

五木 寛之は、永年に渡って読み継けている作家です。未読の本作の改訂新装版が出たので読みました。 外国車と女性に対する著者の愛が色濃く感じられるお洒落で素敵な連作短編集でした。オススメは『アルファ・ロメオの月』&『怪物グロッサーの孫娘』です。本書が今年の新作なら、今年のBEST10候補だったんですが・・・ スーパーカーブームで育った私も外車好きですが、本書に登場する車の内、乗ったことあるのは、BMWとジャグァーのみです。 https://www.gentosha.co.jp/book/b14123.html

2022/02/22

momogaga

愛車と恋愛を絡めた短編小説集。各短編ごとに時代背景がサラリと彩りが与えてあり、あの時代を思い出しながら読みました。第9話の「白樺のエンブレム」が一番のお気に入り。そして、安西水丸さんのイラストが各話ごとにあり◎。

2023/07/31

るむ

欧州車とその時代のお話が9つで、登場する車を検索しながらの楽しい読書。外観の美しさだけでなく、運転しないと分からない魅力がたくさんあることを知りました。欧州車は故障が多いと聞いて敬遠してきましたが、皆さん、それも含め楽しみながら大切にしているんですね、昔はドラマでも、車の機嫌を取りながら運転する人がいたな〜なんて思い出しました。シトローエンを気に入る女の子の話と、持ち主を選ぶベンツのお話が特に好きです。

2023/01/17

スゥチーン

自動車をこよなく愛する五木寛之が、自身の車遍歴を軸にした恋愛小説。車遍歴は20代でシムカ1000に始まり、アルファロメオジュリエッタスパイダー、ボルボ122S、BMW2000CSクーペ、シトローエン2CV、ジャグヮーXJ6、メルツェデスベンツ300SEL6・3、そしてポルシェ911Sでいったん終了。最終話サーブ96Sは20年後の40代の物語だ。五木寛之には大作家のイメージしかなかったが、車と女性を描く筆致は若々しく活力に溢れている。私は車オーナーになったことが無いが、この本で初めて車を持ちたいと思った。

2024/04/09

cebola6

五木寛之先生の偏った愛車遍歴と同じ時代の性が描かれた短編集、車と異性には何時迄もドキドキしちゃいますね。

2022/12/17

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