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ヒトコブラクダ層ぜっと(下)

ヒトコブラクダ層ぜっと(下)

ヒトコブラクダ層ぜっと(下)

作家
万城目学
出版社
幻冬舎
発売日
2021-06-23
ISBN
9784344038004
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ヒトコブラクダ層ぜっと(下) / 感想・レビュー

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starbro

上・下巻、1,000頁弱完読しました。本書は、著者版「三匹の子豚」&「007🔫」&「インディ・ジョーンズ」、奇想天外なメソポタミア冒険ファンタジーでした。「ぜっと」の意味も下巻で判明です。面白かったですが、もう少しサプライズが欲しかった気がします🐪🐪🐪 https://hitokoburakuda-soz.jp/

2021/07/16

パトラッシュ

(承前)下巻もイラクの砂漠地下を舞台に予定調和なぞ無視する大ボラ話の連発で、自分の想像力の貧困さを痛感させられる。アクションも神話も人間ドラマも歴史もSFもてんこ盛りで、細部を突っ込む暇もなく一気に読んでしまった。文芸評論家のセンセイなら怒り狂うだろうが、エンタメとはこうでなくてはの見本といえる。暴れまくる三つ子だけでなく、マジメな軍人のはずの銀亀さんやキンメリッジが異常事態にはじけ(壊れ)ていく有様も面白い。しかもラストはライオンマダム再登場でアレだから、作者は呆然とする読者を大笑いしてるんじゃないか。

2021/10/19

のぶ

下巻に入り、上巻でPKOとしてイラクに送り込まれた梵天、梵地、梵人の榎土三兄弟は活発に活動を行うが、次第に何のためにイラクまで来たのかが解らなくなってきた。そんな事には関係なくストーリーはどんどん進行する。砂漠の底に潜む巨大な秘密とは?上巻で出てきたヒトコブラクダ層の存在は?最後まで読んだものの、それらの謎が解明されていないような気がする。頭を撃つか、水をかけるかしないと倒せないシュメール・ゾンビは何だったのか?不明な部分が多い解決だが、これが万城目ワールドの魅力だろうか?この世界は楽しめた。

2021/07/11

修一朗

万城目版インディジョーンズ(もどき)は,なぞに満ちたシュメール文化への憧憬がたっぷりでメソポタミアほらバナシを堪能した。「ぜっと」にしてもSFちっくな後日談にしても広げた方向があんまり好きになれないんだな。もっとメソポタミア神話を活用して歴史に寄せた展開にすればよかったのに。単行本にするときに書き換えちゃったらしい。面白かったけども,下巻は長すぎだ。

2021/08/11

みっちゃん

ひゃっほぉーい!面白かった~っ!上巻の、どちらかと云えば我慢ガマン、回り道くねくね、からの、マキメ、奇想天外炸裂じゃあ!手に汗握り、え~っ⁉️どうなるん?うっそぉ!マジかあ!の後のすんげぇ!ですよ。これこそ超弩級スペクタクル!ああ、これ、映画で観たいなあ。そして何よりこの「ああ、スッキリしたよ!」の読後感。やっぱり私はマキメさんが好きなんでありまする。

2021/10/29

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