CONTACT ART 原田マハの名画鑑賞術
CONTACT ART 原田マハの名画鑑賞術 / 感想・レビュー
starbro
原田 マハは、新作をコンスタントに読んでいる作家です。WOWOWの番組「CONTACT ART」の書籍化、素人向けなので、今後の参考にしたいと思います。残念なのは、この1/9に本書に登場する島根県立美術館の傍にいながら、足を運ばなかったことです。 https://www.gentosha.co.jp/book/b14621.html
2023/01/11
KAZOO
最近原田さんの美術関連小説にお目にかからなくなっているのが不満ですが、たまにはこのような本で目の保養になるのもいい感じです。紹介されている絵画がすべて原色で収められていてそれを眺めているだけでも気持ちがゆったりするような感じです。ところどころに収められている「CONTACTの心得」が気が利いていていいですね。私はここに紹介されている絵画は結構現物を見ているのですが、再度鑑賞したくなりました。
2024/01/31
trazom
日本の美術館が所蔵する名作が紹介される。ミレー、クールベから、白髪一雄、草間彌生まで全18点(半数以上が20世紀の作品)。各章の最後は「今回、○○(画家の名前)とコンタクトして、私は「**」というメッセージを受け取りました」との文章で締め括られる。「私がアートを見る時に最も大切にしたいのは、何の知識も情報もなく、素直に向かい合ってコンタクトすること」だとする著者。でも、より深い理解のために、作品の背景などをさり気無く解説してくれるのが原田さんのニクイところ。絵画と向き合うことの豊かさを実感する至福の一冊。
2023/06/15
シナモン
マハさんと一緒に名画鑑賞の旅をしているようだった。美術館で名画からマハさんはいろんなメッセージを受け取ったんだな。自分は今まで頭で作品と接していたような気がする。これからはもっと心で鑑賞しよう。「誰にも見られないアートは、アートでなくなってしまう。」もっと美術館へ行こう。島根県立美術館、山梨県立美術館にはぜひ行ってみたい!
2022/11/13
まちゃ
「見に行くこと」が、作品を守り、次世代に伝えていくことになる、と訴える、マハさんのアート愛溢れる一冊。美術館で名画鑑賞したくなります。アートに触れて「美しい!素晴らしい!」と感動できる感性を磨けたらと思います。仕事でもプライベートでも自分なりの美意識や行動規範を持っている人は強いと思うので。/【気になった作品】萬鉄五郎《裸体美人》、小磯良平《洋裁する女達》、東山魁夷《白馬の森》
2023/01/02
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