マイクロスパイ・アンサンブル
マイクロスパイ・アンサンブル / 感想・レビュー
starbro
伊坂 幸太郎は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。福島の猪苗代湖で2015年から開催されている音楽フェス「オハラ☆ブレイク」のために、著者が毎年書き続けた短編「猪苗代湖の話」、企画ものでした。企画もののせいか、頁数のせいか著者としては少し残念な作品です。 https://www.gentosha.co.jp/s/microspyensemble/
2022/08/06
うっちー
7年かけて御伽噺を徐々に完成させるのは大変かと
2022/05/23
しんごろ
これ、いいね。この世界観、好きだわ。伊坂幸太郎作品は、これが初めて。初めての作品がこれで良かった。自分が選んだ道ならば、たとえ後悔したり嫌になったり、紆余曲折しながらも、結局、選んで良かったと思いたいね。そのうえで、地球に生まれて良かったと思えれば尚良しだね。どこかほんわかしてて、独特な心地良さ。クセになる物語。またいつか再読したいな。THEピーズ、TOMOVSKYの歌も聴いてみたいね。
2022/08/06
bunmei
毎度、意味不明なカタカナの表題。本作も何のことやらと思いつつページをめくり始めたが、最初は、各章のストーリーがあちこち飛ぶので、物語がどこに向かっていくのか掴めなかった。しかし、舞台となる福島県猪苗代湖を中心として、バラバラだった布石を次第に回収し、結び付けていく辺りは流石。本作は、エージェント達が活躍するスモールワールドと、ごく普通のサラリーマンが暮らすリアルワールドの2つの世界が融合しながら、物語は展開。いつの間にか、パラドックスな世界観が広がる、伊坂流ファンタジーミステリーに、引き込まれていく。
2022/05/29
まちゃ
おとぎ話とお仕事小説のアンサンブル。伊坂作品らしいユーモアと優しさが感じられる物語でした。気軽に楽しめました。猪苗代湖の音楽フェス「オハラ☆ブレイク」で2015~2021に小冊子として配布されたものをまとめた短編集。作中にフェスで演奏された曲の歌詞が挟まれているのも面白い。
2022/06/07
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