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無明 警視庁強行犯係・樋口顕

無明 警視庁強行犯係・樋口顕

無明 警視庁強行犯係・樋口顕

作家
今野敏
出版社
幻冬舎
発売日
2022-03-16
ISBN
9784344039315
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無明 警視庁強行犯係・樋口顕 / 感想・レビュー

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旅するランナー

荒川の河川敷で発見された高校生の水死体。千住署が下した自殺という判断に疑念を持った樋口係長に、天童管理官は別動での調査を指示する。当然、所轄と本庁間に軋轢が生まれるが、真っ直ぐな男樋口は、あくまで真実が知りたいと調べを進めていく。そんな樋口係長の心中の正直な表現がとても面白く、安定のエンタメ作になってます。

2022/09/05

starbro

今野 敏は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。警視庁強行犯係・樋口顕シリーズも読み続けています。今回の事件自体は地味ですが、ドラマがありました。 https://www.gentosha.co.jp/book/b14222.html

2022/04/27

いつでも母さん

樋口シリーズ第7弾!このシリーズも好きだ。「私の立場などどうでもいい。」からの「正しいと思うことが封殺されるような組織なら未練はない。」そして「何のための秩序か。秩序のために警察組織があるわけではない。」どう?いいでしょうヒグっちゃん。

2022/05/09

修一朗

ドラマシーズン2始まりましたね,楽しんでます。最近はドラマオリジナル脚本が多いのでこれもドラマ脚本版かなと持ったらそうでないみたい。それでもドラマオリジナルキャラだった藤本巡査長や遠藤記者が登場して雰囲気がドラマ寄りになりました。とはいっても一貫していつも通りの樋口さんです。争いごと嫌いで自己主張嫌いといいながら,職を賭す気概で啖呵を切ってしまう。氏家さんや天童管理官もいつも通り照美さんとの親娘関係も変わらず。氏家さん関連で少年犯罪系,特に捻りもなく最後まで安心して読めました。

2022/07/21

あすなろ

強行犯係シリーズ最新刊。僕は今野氏の警察シリーズは、このシリーズと隠蔽操作シリーズを追いかけているのだが各主人公が明確でブレがないところが気に入っている点。今回の樋口係長はブレないどころか辞めさせられるかというシーンもあり。でも貫くのである。自分の哲学に沿って愚直に。仲間も救ってくれる。そこに自身の内に暗にあるストレスも相まって感じ入り、そして生まれる深い共感が爽やかさ迄ラストに呼ぶのであろう。また隠蔽捜査シリーズと共に次作を期待しているのである。

2022/08/07

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