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そして私は一人になった (幻冬舎文庫 や 4-4)

そして私は一人になった (幻冬舎文庫 や 4-4)

そして私は一人になった (幻冬舎文庫 や 4-4)

作家
山本文緒
出版社
幻冬舎
発売日
2000-08-01
ISBN
9784344400191
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そして私は一人になった (幻冬舎文庫 や 4-4) / 感想・レビュー

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shincha

初読み作家さん。小説だと思い読み始めたら、日記調のエッセイだった。劇的なことが起こるわけでもなく、ただ、淡々と山本文緒さんの日頃考えていることなどが書かれている。望んで一人ないなったのだけど、幸せなんだけど、一人涙するときがあったり、「甘やかすののも私、追い詰めるのも私」とある通り、全部ひとりで決められる。まさに自由。面白そうな作家さんなので、少し追いかけてみよっかな!

2021/11/10

とこっぷり

【改めて山本作品を追いかける追悼】エッセイ、しかも日記エッセイはほとんど読まないけど、この日記エッセイは淡々と日々が書かれていたり、ちょっとした名言が書かれていたり、面白かった。1人は寂しいけど、1人になりたい、この矛盾な気持ち、すごくわかる。あと20年くらい前の本なので色々と時代が感じられて、面白かった。

2023/07/17

Natsuko

山本文緒さんに浸り続ける11月。本作は、執筆用ではあれど山本さん自身の日記形式、現世の結末を知って読むわけなので時に辛く、でもいつまでも覚えていたいと附箋を貼りまくりながら読了。

2021/11/23

ここぽぽ

赤裸々な一年を通した日記。さっぱりした文で、読みやすい。望んだ生活を手に入れたはずなのに、自堕落で自分を律するのが苦手な作者の寂寥感、共感できる。楽しいのに淋しい。一人っていいけど、難しい。

2023/12/13

これでいいのだ@ヘタレ女王

再読。もう18年くらい前の作品。当時、私は疾患持ちでは無かったし、ああ、私と同世代で似たような性格の人がいるな〜と日記調のこれを読んだ記憶が。その後、彼女は再婚生活で鬱病とカミングアウトされたが、この時点で少しずつ壊れ始めていたんだな、、、と、逆にほぼ復活した自分が再読して別の目線で共感して読んだ。甘やかすのも私、追い詰めるのも私、、の一言はまさに!と、言いたくなった。

2014/03/16

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