快楽は重箱のスミに (幻冬舎文庫 さ 7-1)
快楽は重箱のスミに (幻冬舎文庫 さ 7-1) / 感想・レビュー
saga
鉄道エッセイで好感をいだいた著者。タイトルを見ただけで即購入したが、読んでみて刺激的な内容に驚いた。「地下旅!」では受け身な姿が飄々として良かったが、本書ではエロティックなまでの赤裸々な快楽の求め方を語る著者の、また別の面を見た思いがしてたいへん宜しい。男の作家が書いたようにも感じたりするのだが、女性がここまでぶっちゃけるからこその清々しいエロさが出るのではないかと思えた。
2014/06/22
赤い肉球
同世代、ということで、勝手に親近感を感じる酒井さん、面白かったです。アルミパック飲料のところで、服についてしまった醤油の染みを、チューチューと吸う人が居るってとこにびっくり。そんな人、私だけだと思ってた!友達なんかと食事をしてるときならできないけど、独りの時にやらかしてしまったら、迷いもなくする行為でありますf(^_^;。そんな、人には言えないような事がさらりと書いてあって、何度も頷きながら読み終えたのでした。
2016/05/27
Keystone
快楽がテーマのエッセイ。下品過ぎて共感できないのもいくつかありましたが、コンニャクゼリーとうどんのお風呂に入ってみたい気持ちはすごくよく分かる!やっぱり酒井さんの想像力はすごいなあと感心しました。
2012/10/12
かめかめ
「負け犬の遠吠え」でおなじみの酒井順子さんの本です。いやーおもしろいですね。もともと酒井順子さんの大ファンだったけれど、こんなにセクシーで微細な描写を、いとも簡単にされるのですね。一度お会いしてみたいものです。
2007/05/23
ぴかりん
主に、非常に個人的な快楽の話が多く、共感できるものは少なかったのですが、その表現力は秀逸。仕事の合間とかで気分転換に読むにはよいです。
2012/12/16
感想・レビューをもっと見る