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拷問蔵―公事宿事件書留帳〈3〉 (幻冬舎文庫)

拷問蔵―公事宿事件書留帳〈3〉 (幻冬舎文庫)

拷問蔵―公事宿事件書留帳〈3〉 (幻冬舎文庫)

作家
澤田ふじ子
出版社
幻冬舎
発売日
2001-02-07
ISBN
9784344400696
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拷問蔵―公事宿事件書留帳〈3〉 (幻冬舎文庫) / 感想・レビュー

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onasu

公事宿事件書留帳て副題の割に、その鯉屋を舞台にした話しが影を潜めてしまった。  公事宿が扱う、いわゆる民事事件じゃあ、草々斬った張ったがある訳じゃないんで、菊太郎の活躍の場がないのか。  そこから解き放たれた(?)菊太郎、奉行所はおろか所司代にも顔が利き、仕事人か!、てな振る舞いもあれば、市井の人たちとも気脈を通じている。時代劇の演出勢揃いじゃ!  せめてもは、都合よ過ぎだが、金の出所が示されていることと、鯉屋主人の時折の悪口。  お信との仲は、ずっとこのままか。その辺りの引っ張りにも釣られて次編へ。

2015/04/24

min2

今回も菊太郎の推理炸裂!個人的には「お岩さん」の話が好きでした。菊太郎、カッコよすぎです…☆

2015/06/28

玲@灯れ松明の火

公事宿第三弾。この表紙はドン引きしますから。怖いですからw内容的には思ったよりも残酷じゃなくてよかったです。昔って今よりももっと冤罪が多かったんだろうな~って思わされました。

2013/03/31

れいぽ

印象に残った3話はこれ。「かどわかし」あぁ。やっぱり間に合わないんだよなぁ…。犯罪は未然に防げないんだよね。小説であっても。そこが逆にリアリティがあるんだけど。「京の女ぎつね」したたかな悪女ぶりがPOPな感じで好きな話かも(笑)「中秋十五夜」これはひたすらに辛い話。御所の口向役人の禍々しさ。凄絶な復讐。子供の仇は討てても、子供は帰ってこないんだよね。つらい。

2011/11/20

kazu@十五夜読書会

ハードカバー読了済み(文庫もダブル登録で、共読本に反映させる)公事宿事件書留帳シリーズ3弾。① 闇の掟 ② 木戸の椿 ③ 拷問蔵 ④ 奈落のみず ⑤ 背中の髑髏 ⑥ ひとでなし ⑦ にたり地蔵 ⑧ 恵比寿町火事 ⑨悪い棺 ⑩ 釈迦の女 ⑪ 無頼の絵師 ⑫ 比丘尼茶碗 ⑬ 雨女 ⑭ 世間の辻 ⑮ 女衒の供養 ⑯ 千本雨傘 ⑰ 遠い椿 ⑱ 奇妙な賽銭 ⑲ 血は欲の色

2012/11/04

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