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童話物語 上 (幻冬舎文庫 む 4-1)

童話物語 上 (幻冬舎文庫 む 4-1)

童話物語 上 (幻冬舎文庫 む 4-1)

作家
向山貴彦
宮山 香里
出版社
幻冬舎
発売日
2001-07-01
ISBN
9784344401297
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童話物語 上 (幻冬舎文庫 む 4-1) / 感想・レビュー

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たるき( ´ ▽ ` )ノ

「朝はまだ世界の裏側だった。」まず、この出だしに惹き付けられる(*´˘`*)♡この本が好きで好きで、もう何度読んだかわからない。ハードカバーは絶版になっているが、古本屋でとても状態のいいものを見つけ、泣くほど嬉しかった!!世界観がしっかり作り込まれていて、本筋には出てこない町の特徴などもきちんと説明されている。こんなにリアルに入り込めるファンタジーは、あまりないんじゃないかな?いいところで上巻が終わっているので、このまま下巻に突入♪

2014/11/23

たるき( ´ ▽ ` )ノ

何度目になるか思い出せないけど、改めて再読。「朝はまだ世界の裏側だった。」という出だしに、いつもひき込まれる(*´∀`*)まだ子どもなのに、本当に壮絶なペチカの人生。目を背けたくなるような辛い場面もあるが、それでも読むのを止められない。この世界観の作り込み方がものすごくて、食べ物をイメージしながら読むのがとても楽しい♪ジベタリスに会ってみたいな。

2017/12/29

minimu

タイトルに惹かれて購入。妖精が出てきたりとたしかに童話的なのですが、読み進めるのがなかなか過酷でもありました。ここまで少女らしくない主人公を描いてしまって、いいのでしょうか。。自分より弱い者たちにすら冷酷で、例えば手塚のユニコは絶対ペチカのところには来ないだろうという感じ(~_~;)でも、貧しい国で親を早くに亡くし、盗みや暴力が当たり前のなかで育った結果と思うと、その棘をひとつひとつ取り払ってあげたくなります。やっと妖精フィツとの絆が生まれたいま、ここからペチカがどう変わるか楽しみです。

2016/04/21

ゆんこ姐さん@文豪かぶれなう

本棚に残した唯一のファンタジー小説。再読。人間界を視察するため、妖精のフィツは地上に降りる。初めて出会った相手としか会話ができず、またその人間を九日間観察して判断する、という制約の上、出会ったのは、性格の悪い孤児の少女、ペチカだったーー。止められない止まらない。続きが気になって夜中まで読んでしまう。お人好しのフィツ、何か不穏な同じ妖精のヴォー。引き込まれるまま上巻を読了。おばあちゃんのオムレツ。それでも逃げようとするペチカにも同情する。何も信じられないペチカにとって、その世界はどんなに酷く映っただろうか。

2015/09/08

ピカ

裏のあらすじにペチカは性格が悪い女の子だと書いてあったけど、それは他人に優しくするだけの余裕がないからなんだと思うと、胸が詰まる。かなり乱暴な子ではあるけど、根っこの方では優しい子で、好きになれる主人公。「湯たんぽの代わりじゃないからね!」と本音を吐露する姿には、胸を撃たれた。下巻も楽しみ。

2013/11/07

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