魂の叫び: J2聖戦記 (幻冬舎文庫 か 7-3)
魂の叫び: J2聖戦記 (幻冬舎文庫 か 7-3) / 感想・レビュー
ふろんた2.0
1999年のJ2川崎フロンターレを選手の目線で綴ったノンフィクション。新加入選手との折り合い、シーズン途中の監督交代、怪我による離脱と代役選手の活躍によるスタメン落ちの危機、J1昇格にかかる重圧。1シーズンを通すとほんとにいろんなことがあり、勝つことの難しさ、執念が伝わってくる。J2で揉まれ勝利したチームをJ1に送り出す。その昇格チームがJ1で通用することが、J2で戦うものの誇りであり、目標であるというJ2独特の一体感もいい。J2時代を知らない川崎サポーター、そして選手に是非とも読んでいただきたい本だ。
2012/10/05
ホリエンテス
フロンターレのJ1昇格を逃した話を中西哲生が振り返るノンフィクション。昇格に向けて追い込まれたピリピリした感じが感じられて入り込める。
2011/06/01
*
J2の死闘を通じ「実力差」だとか「格の違い」なんて誰が決めた?と問う一冊。昨日のレアルvs鹿島の試合にも通じる部分があった。勝とうと全力を尽くしたけど負けた→物凄く悔しい→勝つために工夫するという当たり前のサイクルをどれだけ突き詰められるか。大物相手に頑張ったね、という称賛も、やっぱり勝てるわけないね、という冷笑もいらない。鹿島は本気で勝たなくてはいけないと臨んでいたことに価値がある。あと、J入れ替え戦の復活を希望したくなった(笑)
2016/12/19
TAK
川崎サポーター必読の本。04年以降は右肩上がりだったクラブにもこういう時期があった事を知っておくべきだし、それを知る事で浮き沈みが当然あるのだと言う事を感じてもらいたい。
2012/01/08
嬉川
サッカーにかける情熱と、勝敗が持つ重みを知ることが出来ました。サッカーを見る目が変わりました。
2005/05/11
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