ゆめうつつ草紙 (幻冬舎文庫 は 1-5)
ゆめうつつ草紙 (幻冬舎文庫 は 1-5) / 感想・レビュー
ATS
★★★☆☆不思議な話の短編集。まあまあ面白かった。
2016/04/18
樒
素直に読め、心にすっと沁みてくる話がありました。個人的には『濁点』は感動的というより巧い作り。飛躍するが、昨今は濁点が音として嫌われるそうで。でも、あの濁り(という響きが悪いのだろうか?)の心地良さもあると思います。音楽で不協和音が美しく効果的である場合があるように、あの音でこそ表現できるものもあるかと。簡単に沼に捨てる人は登場しないで欲しいな、とメディアの言葉使用の潮流と触れていて思います。それを思い出させた一篇。
2011/02/04
ひ
ほんとにおもしろかった!短い話ばっかだけど、一つ一つの意味が深くて、原田さんのひねくれ感もでてて魅了されました!ほんとに、あっという間に読み終わった、最初からあとがき、解説まで全部が好みでこれから何回も読み返すんだろうなぁって思います、
2016/10/24
霜月ざら
本を開いた瞬間、字が大きくて驚いた。とても短い15のお話。詩のようでもある素敵な文章。すぐ読めちゃうけどしみじみと大切なことが書いてある本でした。
2013/01/30
mitchu(みっちゅ)
原田宗典なのに。短篇ものを読むのが好きなのだ。エッセイじゃ無くて。
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