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愛なんか (幻冬舎文庫 ゆ 1-8)

愛なんか (幻冬舎文庫 ゆ 1-8)

愛なんか (幻冬舎文庫 ゆ 1-8)

作家
唯川恵
出版社
幻冬舎
発売日
2002-04-01
ISBN
9784344402362
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愛なんか (幻冬舎文庫 ゆ 1-8) / 感想・レビュー

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takaichiro

唯川さんのビターな恋愛短編集。女性視点の様々な恋愛模様12をオムニバス形式に収録。熱情を伴う生き方は大きなエネルギーが必要だ。話の中に「女友達より男友達と一緒にいる方が楽だ」との価値観が出てくる。女同士の牽制や嫉妬に神経を擦り減らすより、大事にしてくれる男と一緒にいたいと願う心情。男の世界にだって嫉妬や牽制は当たり前。それに縛られ生きることに疲れ果てる輩もゴロゴロ。人間集団の中で自分の価値を認めてもらおうと奔走するより自分が大事にしたいと思う人が男女を問わず1人でも居ればそれで十分!改めてそう思えた。

2020/01/12

ひろちゃん

エッセイで出会った作家さん。短編集。浮気をしている人にオススメな小説はなんですか?というネットの問いにこの小説がすすめられてあった。浮気はげんざいしていないけど、したこともないけど面白かった。ここに登場する女性みんな狂ってる。

2015/11/23

ワニニ

愛なんか、ねー。こんな一面あんな一面、女にはあるのだろうな。でも、どれもちょっと嫌だし、男にとっては見たくない面ばかりかもしれないけれど。愛って、重要ですか?たかが愛、されど愛、悟っちゃった感の女たちが怖い。それからの、彼女たちはどうしたの?どうなったの?知りたい…けれど… 愛は重要だけれどね。

2015/09/22

卵焼き

なかなか読みやすかった。恋のあり方、勉強になりました。

2021/01/14

けぴ

12種類の女性の短編集。どの女性も自分に正直なところが共通する。特に『悪女のごとく』がピカイチ。 笙子のセリフが良い。P212 「怒こっているのはどっちですか? ボスと寝たことですか? それとも仕事を取ったことですか?」 P222「剛は大人の男で、その大人の男が、あなたとの結婚をやめて、私と付き合いたいって言ったの。それは私のせいなの? 責められるのは私なの? それって何だか変だと思わない?」 時代背景が20年前ながら、今読んでも色あせない力強さを感じる一冊でした。

2020/09/18

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