螢の橋 下 幻冬舎文庫 さ 5-12
螢の橋 下 幻冬舎文庫 さ 5-12 / 感想・レビュー
Willie the Wildcat
復古への純粋さ。人生の山谷の悲哀も、平蔵と東庵の心の絆を強める。但し、それを踏まえても、お登勢へ繋がる哀しみの連鎖は切な過ぎる。蛍に込めるお清の心情の変化が印象的。一方、歪んだ”政局”へ突き進む東庵配下で、唯一の救いが小間蔵の涙。運命を受け入れる心のあり方も様々。自他への想いが交錯。結末が見えていても、Happy endをつい期待したくなるなぁ・・・。
2014/12/11
ふぅ
下巻は時代説明が少なくどんどん引き込まれた。何となくいやな予感はしていたけれど、結末にしばらく方針状態。違う結末を祈りながらだったからか時間がかかってしまった。(変わるわけはないのに…)
2021/04/12
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