おまえは世界の王様か! (幻冬舎文庫 は 1-6)
おまえは世界の王様か! (幻冬舎文庫 は 1-6) / 感想・レビュー
緋莢
家庭の事情で大学を中退し、働かなければいけないほどになった際、一念発起し、「作家になろう」と決意した著者。小説を読みまくり、その感想を京大式カードに綴っていたが・・・<三島由紀夫『近代能楽集(道成寺)』/駄作だ。最悪の出来だ>、<石原慎太郎『若い獣』これは急場しのぎに書いた感がある。悪く言えば「カッコつけすぎ」というカンジだ>など恐れを知らぬ〝王様”の感想ばかり。それらを紹介していくというエッセイ(続く
2018/12/09
rakim
読書メーターで書く感想なんていうのも、上から目線かな、とちょっとニヤリ(ここは王様だらけ)。若い頃に読んだ本を思い出しました。「三島も川端も・・・」なんて私も言ってた記憶があるようなないような?
2016/03/10
明智紫苑
若気の至りが芸になる。それがいい。
2016/08/19
aaa
とっても面白かった。ドストエフスキーの章の「わしの人生って…なんだか罪と罰」のくだりがとくに1番笑った(笑)自分の年齢だと読書カードを書いていた頃の作者と近い立場だけれど、こんなに読むこめる力は絶対ないし、頭のいい人が書く文章だとひしひし伝わってきた。純文学へのとっかかりにもなるし、大学時代の初期に読んでおきたかった…
2019/02/17
明智紫苑
再読。やはり色々と笑えるねぇ。私もどんどん色々と本を読んで自作小説の肥やしにしたいよ。しかし、ロシア文学は手を出しづらい。
2018/03/01
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