地球平面委員会 (幻冬舎文庫 う 5-1)
地球平面委員会 (幻冬舎文庫 う 5-1) / 感想・レビュー
ジンベエ親分
く…く…く…くだらねー(笑) 「地球平面委員会」という怪しげなサークルに振り回される主人公…の話で、読み始めはかなり面白く、浦賀和宏もついにちゃんとした小説を書けるようになったのか!と期待して読んでいたのだが…オチのくだらなさは腰から砕け落ちて底なし沼に沈んでいく感覚(笑) よくもこんなネタで1本の長編を書く気になったもんだ。ショートショートなら唸ったかもしれんけど、265ページも読まされてこれはあんまりだ(笑) ま、どれだけくだらないか、興味がおありの方は是非ともご一読を(笑) 決して薦めないけど(笑)
2020/01/08
雪紫
な、なんじゃこりゃ・・・。引用文があの「コズミック」だからとんでも系の予感こそしてたけど、ああ、納得通り越してなんというぶっ飛び具合(冒頭からのあんな伏線読めるか!)。なお、浦賀作品なのに明るい方だしグッドエンドを予感させるけど読み終えた後で(笑)その前の文見るとあれなような・・・。ある意味大真面目にバカミス・・・と言うか怪作を書いた作品。なんじゃこりゃ。読み終えてここの感想見たらハルヒを引き合いにした感想あって吹く。ああ、納得。
2020/05/14
秀玉
ストレートな言い方だが、駄作だと感じる。もちあたしだけの感覚だけどね。深くない設定のどうどうめぐりを延々と繰り返し、物語は進まない。。変化がなく、同じ場所を巡っているイメージ。最後はあっけなく訪れるが、具体的な犯罪の内容はまったく見せない。推理小説、サスペンスは、犯罪の手法や手管もおもしろいが、やりましたとだけ説明される。紙面のほとんどは主人公と対する女性のやりとりで終わる。そこがおもしろいと言えるかどうかは人それぞれだろう。それにしても主人公に魅力がなさすぎだ。作家さんの主人作りはどのような物なのか。
2023/01/17
hit4papa
地球平面委員会なるサークルに勧誘された男子大学生が、様々な事件に巻き込まれていくという物語。主人公はエラリー・クイーンの孫という設定で、地球平面委員会の正体を明かす鍵なのですが、ニヤリとするか、なんだそれとなるかわかれてしまいそうです。
夜梨@灯れ松明の火
「地球平面委員会」とは何か?題名は不思議さがあっていいですが、殺人の動機などが、私にはとても理解できないものでした。クイーンは知っていますが、伏線になる方は全く興味がない分野なので。。。まぁさらりと読めます。
2013/03/07
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