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カルト王 (幻冬舎文庫 か 2-7)

カルト王 (幻冬舎文庫 か 2-7)

カルト王 (幻冬舎文庫 か 2-7)

作家
唐沢俊一
出版社
幻冬舎
発売日
2002-12-01
ISBN
9784344402980
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カルト王 (幻冬舎文庫 か 2-7) / 感想・レビュー

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猫マッチョ

収集オタクが様々な濃い人をネタにした本。国民総中流時代の終末とはいえ、カルトな人の濃さが素晴らしいと同時にこの濃さが薄めて広められのが今現在なのだと思った。クスリと日本人の話は特に納得させられる。これだけ濃い文化が節々に感じられた社会が今ではネットで味わえないのが悔しい。ネットでは検索しなければ出てこないので確信犯しか出会えない。けど、昔は書店に行けば怪しげなコーナーにレディコミがあって少しでも触れあえたのに。一文で書くならば『陽の届かない好奇心が芽ぐむ話』

2012/12/15

1977年から

1997年

cithara

著者は職業柄様々なアヤシイ人々に関わることが多いと言う。彼の言う「心霊ゴロ」と立ち回る自信は私にはない。同じ理由で新宿二丁目にも近づく勇気もない。私には著者が嬉々としてアヤシゲな人や場所に飛び込んでいるかのように見える。こういう人でないとこの種の本を書き続けることはできないだろう。あと個人的にレディースコミックも読みたいとは思っているのだが未だに読めないでいる。著者の文章を読んでこの世界もシビアな現実にさらされているのだなと感じた。オウム真理教が問題になっていた当時、やおい少女たちの存在は知らなかった!

2012/04/23

儚俣

オカマが毒舌な理由、やおいとオウムの関連、江戸川乱歩の考察が特に面白かった。無駄な知識をこれほど一人の人間の頭に詰め込めるなんて、驚愕の一言。

2012/01/08

naoto

雑学の人・唐沢俊一ってことで買ったんだが、本当にカルト・マニアックだった。"私の知らない世界"があるんだなぁ〜。落語は、ちょっと詳しくなってみたいな。

2010/11/29

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