最後の浅右衛門 (幻冬舎アウトロー文庫 O 2-42)
最後の浅右衛門 (幻冬舎アウトロー文庫 O 2-42) / 感想・レビュー
アキ・ラメーテ@家捨亭半為飯
タイトルは『最後の浅右衛門』ですが、浅右衛門はあんまり出てこない。その弟子の伊古奈卯兵衛の物語。途中でぷっつり未完の状態で終わっている。尻切れトンボ。濡れ場と、浅右衛門の2番弟子が捕縛術にいれこみ、女囚を縛って拷問するシーンがあるのは、やはり団鬼六としては外せないポイントだったのか?
2016/01/22
つちのこ
首切り浅右衛門は御様御用として代々山田家が世襲したお役目だが、有名なのが刑場での斬首死刑執行人としての役目。本書は浅右衛門に特化した内容になっていないのが残念であるが、この人物をモデルに描かれた作品はほとんどないようなので、他の作家が書いてくれることに期待したい。(2003.3記)
2003/03/08
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