哲学 (幻冬舎文庫 し 8-2)
哲学 (幻冬舎文庫 し 8-2) / 感想・レビュー
じゅんぢ
松本人志の笑いに対する持論、島田紳助の分析力、二人とも改めて天才と感じた。
2019/01/16
Mayumi Hoshino
家の人が持っていた本を借り読み。2002年に出された本ということで、変わってしまった部分が大いにあり、多少の違和感が(松ちゃんの家族観だとか、映画への姿勢だとか。←まだ映画を撮っていない頃です。そもそも紳助さんが現役バリバリの頃なのでした)。紳助さんの子育て観、好きだなあ。松ちゃんの「アメリカ人みたいにイエスかノーかはっきりせんでもええやん。曖昧なことってある。日本人それでええやん」って視点も好き。
2016/11/13
馨
発刊当初人気絶頂、どちらも笑いの天才だっただけに面白かったです。笑いました。2人とも頭が良いんだなぁと思いました。
太田青磁
紳助竜助はテンポで世界を作り、ダウンタウンは発想が飛び抜けていた。紳助がダウンタウンを自分達が作ったテンポを逆に落としていたと感じていた一方、松本は紳助竜助をコピーしていたと語る。互いに繊細だという。才能論としても興味深い。
2013/12/01
読書好きのハシビロコウ
私は島田紳助という人を司会者としてしか知らないし、ダウンタウンの漫才も見たことがありません。しかしこの本を読んで、2人が天才だと呼ばれている(いた?)その所以を少し理解できたような気がします。二人に共通して言えるのは、例えがうまいこと、時代の流れ、構造というものを敏感に察知していること、そして笑いというものに対してギラギラしたものを持っていることです。今とは違う。今のお笑いはキャラが立つことが最優先であることと、M1をはじめ漫才を分析する番組が増えたことで純粋に楽しめなくなっている気がしました。
2021/04/17
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