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火の粉 (幻冬舎文庫 し 11-4)

火の粉 (幻冬舎文庫 し 11-4)

火の粉 (幻冬舎文庫 し 11-4)

作家
雫井脩介
出版社
幻冬舎
発売日
2004-08-05
ISBN
9784344405516
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火の粉 (幻冬舎文庫 し 11-4) / 感想・レビュー

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青乃108号

借りた時には気付かなかったが10年以上前に本の虫だった俺はこの本を一度読んでいた。殆ど記憶になかったのだが、婆さんの遺産分けの話しの中で、必死に自分の介護に尽くしている嫁に対して提示した金額が3万円だった事、ここだけ何故かはっきり憶えていた。他全体を憶えていなかったのが不思議なくらい、今回読んでみると大変印象的な物語だった。たまたまここのところ死刑判決絡みの本を続けて読んでいるが、内容的にはそこまで重くない。サイコサスペンス物としてハラハラしながらページを捲る手は止まらないしラストは気持ち良く悪が滅びる。

2021/10/03

れみ

以前、「犯人に告ぐ」を読んだとき読メで「“火の粉”の方が面白かった」という感想をいくつか見て手に取った本。一家3人殺人事件の裁判で被告人に無罪判決を言い渡した裁判長・梶間が退官後、元・被告人の武内が隣に引っ越してきてから梶間家に不可解な出来事が起こり始める…というお話。武内は人との距離の取り方が上手くない気の毒な人だろうけど拒絶されたときの豹変ぶりが怖すぎる(>_<)ホラーかと思うほどの恐ろしさだったけどそれだけに結末が早く知りたくて長編なのにかなりのスピードで読み終わりました。面白かったです。

2014/01/08

takaC

犯罪小説というよりむしろホラー小説。ぞくぞくドキドキした。作者は男性だろうが、女性の心理描写が秀でているのではなかろうか。

2007/09/11

抹茶モナカ

無罪判決を言い渡した被疑者の武内が、その裁判の裁判長だった梶間の家の隣に引っ越して来る。疑惑の隣人・武内の出現以来、梶間家では様々な事件が起こる。読み物としては、面白いのだけど、何だか、徒労のような読書体験に感じたのは、何故だろう。グイグイ読ませるのだけど、読んでも妙に自分に何も残らない感じがした。

2016/04/07

Makoto Nakagawa

胸糞悪くなるほど面白い!

2016/05/07

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