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永遠の仔(一)再会 (幻冬舎文庫)

永遠の仔(一)再会 (幻冬舎文庫)

永遠の仔(一)再会 (幻冬舎文庫)

作家
天童荒太
出版社
幻冬舎
発売日
2004-09-30
ISBN
9784344405714
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永遠の仔(一)再会 (幻冬舎文庫) / 感想・レビュー

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tengen

看護師の久坂優希、弁護士の長瀬笙一郎、警察官の有沢梁平は幼い頃に家族からの虐待を受け精神に障害をきたし施設に預けられていた。退院後はそれぞれの道を歩んでいたのだが17年経って再会してしまう。3人は人に言えないある共通の秘密を抱えていた。そしてその再会が胸の奥底に沈めていた暗部をあぶり出すことになる。

2017/03/22

えみ

凄い!静に始まるのにもう今後の展開を期待して一文一文が熱く感じる。少年少女達の一挙手一投足から目が離せない。嘗て、彼らが戦っていたものは何だったのだろう。不穏な空気を漂わせながらも、その正体は見えない。何から救われたくて神に頼ったのだろうか…。はっきりとは分からないのに思い出の中から危険な香りだけが鮮やかに蘇って、読者を困惑と暴かれていくだろう最大級の秘密に期待を持たせる。17年ぶりに再会した3人には誰にも話せない霊山の石鎚山での出来事が胸の奥にあった。過去と現在を行き来しながら構成される最高のミステリ!

2022/07/29

こばきよ

久しぶりに天童さん。リアルで、暗くさせられるテーマが多いイメージ。これは、5巻あるうちの1巻なので、まだ序章。小学生の頃の、秘密となった殺人という事件を共有する3人。そして、当時問題を抱えたいたであろう3人。現在と過去を行きつ、戻りつしながら話は進む。そして、3人は現在で再会する。現在と過去の間に3人のそれぞれの人生に何があったのか。さらに再会した3人に今後何が起きるのか、再会した意味は。次巻へ続く。

2014/11/08

金吾

最初は話があちこちに飛んでいるように感じましたが、人間関係がわかり出したら話に引き込まれていきそうです。このあとの展開が楽しみです。

2021/08/09

アマニョッキ

こんな時期だからこそ読んでみよう第2弾。天童荒太さんの有名な長編。天童荒太さんに苦手意識があったのですが、重たい内容ながらすいすい読めてしまいました。表紙の彫刻は船越桂さん。彫刻表紙にハズレ無しのわたしの勝手なイメージ。

2020/05/04

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