KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

永遠の仔(三)告白 (幻冬舎文庫)

永遠の仔(三)告白 (幻冬舎文庫)

永遠の仔(三)告白 (幻冬舎文庫)

作家
天童荒太
出版社
幻冬舎
発売日
2004-09-30
ISBN
9784344405738
amazonで購入する

永遠の仔(三)告白 (幻冬舎文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

えみ

歯を食いしばって生きていくにはどれだけの強い精神力を強いられてきたのだろう。残酷すぎる真実。遂に語られた暗部の一端に文字を一気に追うことが躊躇われ、息苦しさにおもわず天を仰いだ。受け止めきれない裏切りと罪に、庇護されるべき子どもたちの心が壊れてしまっても何の不思議もない。暴かれていく罪の重さの分だけ彼女たちの人生が、記憶に刻み込まれていく。17年前の罪、17年後の罪…そして更なる悲劇が待ち受けていた3巻。なぜ人は過去を断ち切ることができないのだろう。不器用に慰め合う3人に自然と涙が溢れる。告白さえ罪深い。

2022/07/31

tengen

優希の家が火事に、そして母の志穂が焼死体で発見された。現場で目撃された聡志が行方不明になる。憔悴した優希を笙一郎が匿い、粱平に連絡するが彼は刑事としてやって来る。屈折した思いを抱え。☆一時帰宅から戻った優希は飛び降り自殺を図る。嵐の夜、明神の森で優希・笙一郎・粱平の3人はそれぞれの胸の奥底にしまっていた苦悩を激白しあうのであった。

2017/03/27

アマニョッキ

三人の告白までだいぶ時間がかかった気がするが、その時間が心の傷の重さなのだろう。人間は弱い。弱いなぁ。

2020/05/05

金吾

○今現在において事件が起きている中、3人の過去のそれぞれの虐待が明らかになりました。親の行いのせいで子供が入院することに不条理を感じました。明るさがないままですが話がどう展開するのかが楽しみです。

2021/08/10

aax74370

★★★★☆ 予想通りの壮絶な過去の告白。。。読んでいて辛くなる 幼少時代のお話ですね。。。物凄く重たい内容ですが、続きがきなるので 引き続き 4巻読みます。

2015/07/27

感想・レビューをもっと見る