ファントムの夜明け (幻冬舎文庫 う 5-3)
ファントムの夜明け (幻冬舎文庫 う 5-3) / 感想・レビュー
きっしぃ
サイコメトラーもの。あることをきっかけに死者の記憶を読み取ることが出来るようになった真美。失踪した元カレ、死んだ双子の妹の話、それぞれに驚きがあってよかったんだけど、最後の悪魔との出会いが唐突すぎる。そんな簡単に殺人鬼と出会って事件解決出来ないでしょう…。まぁ突拍子もない展開が浦賀作品の魅力といえば魅力なんだけれども…。
2017/08/03
マムみかん(*感想記入少なめです*)
ちょっと変わった超能力ミステリーでした。 ある出来事を境に、不思議な力に目覚めた真美。 頭の中に響く声。 触れた物や人から読み取れる負のイメージ。 失踪した元恋人を探す彼女がたどり着いた真実は…。 先が気になり一気読み! 突然超能力者となった主人公の戸惑いや、周りに理解されない孤独感が痛かったです。 衝撃の結末でしたが、彼女の能力が開花したのも必然ですね。 ずっと呼ばれていたんだもの。 哀しい叫びはトラウマもの(泣)
2012/09/17
Yun
別れた恋人が失踪し、行方を探し始めた真美が自分に起こるある異変に気付く。それは頭の中に誰かの声が聞こえるというもの。声が聞こえるようになった真美が辿り着く真実は?文章自体は読み易くさらっと読み進められた。ただ、同じ言い回しも多く多少飽きてしまうところもある。恋愛ミステリーと謳っているが恋愛要素は低め。導入部が面白いだけに、話しの展開が薄いのは残念。
2015/05/30
東京湾
(借り本) 元彼氏の失踪を境に、死人の記憶が視えるようになった主人公・真美。そこから展開されるオカルティックミステリー。能力に対し苦悩する真美の心理描写には読ませるものがあり、死人の最期の描写には戦慄すら覚え、畳み掛ける衝撃の展開の数々に、読む手が止まらなかった。そして最後のどんでん返しにはまんまと驚かされた。全体的に読みやすく、読者を飽きさせないのが良い。その分終わりにはあっさりとした感じがあったが、真美というあくまで一個人の物語には、それがベストなのかなと思った。
2016/01/27
TAMA
2012年50冊目読了。浦賀氏を続けて読みました。「彼女は存在しない」と比べて驚きという意味ではなかったかもしれないけど、設定としてはこちらの方が好きかな。
2012/08/24
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