白銀を踏み荒らせ (幻冬舎文庫 し 11-5)
白銀を踏み荒らせ (幻冬舎文庫 し 11-5) / 感想・レビュー
takaC
柔道家望月篠子と剣道家佐々木深江。でも格さん助さんみたいなわけではない。雫井小説の中では格下感あり。
2017/05/19
ダイ@2019.11.2~一時休止
望月篠子その2。今度はスキーのお話。トリックがイマイチな気もするが面白かった。
2014/05/13
オーウェン
「栄光一途」で登場した篠子と深紅の探偵コンビが活躍する第2弾。 柔道界から足を洗った篠子が誘われたのは、アルペンスキーのスター候補マーク石井。 兄弟のケビン石井が競技中に死亡し、そのトラウマを抱えているマークの心理面をサポートすることに。 アルペンスキーの部分は現実的だが、それ以外の暗殺する部隊だとか大分非現実的な面がある。 その部分をミステリとして描くのだが、なんだかスポーツとの融合が上手くいってない印象。 以後このシリーズは作られてないが、スポーツとミステリというのはやはり限界があるか。
2024/02/07
アッキ@道央民
面白そうなスキー小説を探していて、この作品を知って読んでみました。雫井さんの作品初読みです。アルペンスキー日本代表チームのメンタルトレーナーに就く事になった望月篠子。スキー競技界に渦巻く陰謀に巻き込まれてしまうとは・・・。劇画タッチなお話しではありますが、本作品のようなスキーを題材にしたミステリー作品にはかえってその方が面白いのかも。ゲレンデを滑降しているようなスピーディーな展開。ガーラ湯沢や富良野スキー場など実在のスキー場も登場。読んでいたらスキーの好きな人なら滑りに行きたくなるかもね〜。
2018/03/07
すたこ
★★★★面白かった。シリアス過ぎず軽すぎず、このちょうど良さが雫井さんは上手い。前回の『栄光一途』の柔道も良かったし、今回もスキーの臨場感は素晴らしかった!ただ、横文字に弱い私は、名前が覚えられなくて苦労した。ラストの一番の見どころで、誰が誰だか分からなく大混乱。驚きが薄れてしまったことが残念。とても興味深いテーマだった。
2015/07/25
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