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怪を訊く日々: 怪談随筆集 (幻冬舎文庫 ふ 12-2)

怪を訊く日々: 怪談随筆集 (幻冬舎文庫 ふ 12-2)

怪を訊く日々: 怪談随筆集 (幻冬舎文庫 ふ 12-2)

作家
福澤徹三
出版社
幻冬舎
発売日
2005-10-01
ISBN
9784344407138
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怪を訊く日々: 怪談随筆集 (幻冬舎文庫 ふ 12-2) / 感想・レビュー

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hope

★★★ 初福澤さん。実話系怪談集。編集担当が三津田信三氏。ふむふむ。淡々と記述される、『そういえばこんな話を聞いた』的な表現が、いかにも怪談らしい味がある。荒唐無稽な話の方が、実話としてのリアリティがある。それは創作臭がうすくなるから・・・なるほど。ひとつひとつは、さっと流していけるような内容なのだが、読み続けていると、何か薄気味悪いものに囲まれているような感覚に嵌まり込む。

2018/08/12

1039kuri

久々に再読。あ、そういえば、と言って思い出す人々の怪談。いわば禁忌だから、本能的に忘れるようになってるんじゃないか、という筆者の言葉にゾーっとなった。だって、そういえばこんなことがあったって、怖い話的には、ほんとに良くある枕詞なんだもの。そんなことを思いつつ、理不尽なまでにサービスの悪い旅館の話がとっても怖かった。

2013/06/29

Spok

あまり怖くはなかったが夢の話も面白かった。担当編集者が三津田氏だったのも驚きだった。

2017/12/18

madhatter

再読。確かに私は因果関係のはっきりしない、説明の付かない怪談が好きだ。しかし、本書を読んで、それも程度問題だと思った。収録作は超自然的怪談と断じてしまうには、あまりにも情報が曖昧すぎるものが多い。勿論「怖い」という感情は人それぞれであるから、体験者にとっては洒落にならない思いであったのだろう。ただ、怪談本としてそれらを世に問うなら、多数の人にその怖さが伝わらなくては意味がないのではないか。原話を変える訳にはいかないのだから、それはとても難しいことではあろうが。

2010/07/22

ankowakoshian11

再読。

2022/10/19

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