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幸福病 (幻冬舎文庫 い 7-18)

幸福病 (幻冬舎文庫 い 7-18)

幸福病 (幻冬舎文庫 い 7-18)

作家
狗飼恭子
出版社
幻冬舎
発売日
2006-02-01
ISBN
9784344407459
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幸福病 (幻冬舎文庫 い 7-18) / 感想・レビュー

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団塊シニア

恋愛をベースにしたエッセイ。筆者の独特の恋愛観がわかる一冊です。「私のなかには私を必要としている人に何かしてあげたいという歪んだ愛情がる」

2012/11/17

頭痛い子

大好きな作家さんの一人。そして狗飼さんの言葉の魂が、もっともっと多くの人に届くと良いなあといつも思う。本書は15年ぶりに再読。内容は殆ど覚えていないとこもありましたが、キラッと光る一節を、わたしはやはり記憶していて、そして今のわたしがそれらを自然に振る舞っていたり、価値観として備えていたりで、「あゝ間違いなく、わたしの若いときからの人格形成に一役かった本だったのだな」と今更ながら思います。著者は多和田葉子さんみたいに「エッセイ苦手」と後書きに添えてますが、わたしは大大大だい好きです。

2020/07/19

ひなた

全身全霊で自分以外の人を愛するという、あのとてつもない喜び。略 自分のために彼女はゴジラを愛したのだ。余力を残した愛が不幸だというわけではない。ただ、余力のない恋はものすごく気持ちがいいのだ。余力を残したくないためにわたしたちは、自分を好きになってくれないだろう人のことを好きになったりするのかもしれない。(余力のない愛)

2012/07/29

のぞみ

単純に、幸せになりたいから読んでみた。そして、幸せなんて人それぞれだなって思った。この作者の幸せは、確かに幸せだろうとは思うが、私にとっての幸せとは少しだけ違うところにある。ま、当たり前なのだけど、どんなコトでもちょっとした幸せを感じる事自体が幸せだなって思う。

2010/05/14

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