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海の時計 下 (幻冬舎文庫 と 1-15)

海の時計 下 (幻冬舎文庫 と 1-15)

海の時計 下 (幻冬舎文庫 と 1-15)

作家
藤堂志津子
出版社
幻冬舎
発売日
2007-04-01
ISBN
9784344409477
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海の時計 下 (幻冬舎文庫 と 1-15) / 感想・レビュー

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Junko

主人公は水穂。母・伊沙子に対する確執と祖母・徳子が亡くなった後の喪失感に悩み苦しむ。 『親子なんて、他人の目には申し分のない親、ところが子供にとっては、たまらなく否定したい親。この他人の目と子供の目の隔たりは、永遠に近いぐらい埋まらない。で、わかっていながらも、私はずうっと母の悪口を言い続ける。許せないと糾弾するわけ、良いどれるたびに。これってね、うちの母と私の仲だけじゃなくて、水穂さんと上原ママの関係も似たようなもの』 この小説の言わんとしていることは、麻美のこの言葉ではないだろうか。

2017/04/19

伊達酔狂

★★★★

2014/01/26

monakamonnie

イマイチだったなぁ。保守的すぎて主人公に魅力がないわ

2009/02/13

あきぴー@武蔵国

家族だからと言って、理解できる訳ではないと言うことか。 つまり、「親子は他人の始まり」だな。 麻美さんじゃないけど、薫と水穂の関係にはいらいらする。 ★★★☆☆

2008/12/01

tarotaro

藤堂さんだから、もっとどろっとした関係のものかなと思ったけど、大変さらりとしてました。読みやすいけど、ちょっと物足りない。

2013/05/29

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