爆笑問題の日本原論 3 世界激動編 (幻冬舎文庫 は 7-10)
爆笑問題の日本原論 3 世界激動編 (幻冬舎文庫 は 7-10) / 感想・レビュー
猫丸
1999〜2001年の世相を不謹慎にイジる。ノストラダムス由来の期待感のわりに大したことが無かったような印象があるが、振り返れば色んな所でタガが外れ始めた時代であった。少年によるバスジャック事件、少女監禁事件、東海村臨界事故、雪印食中毒事件、神奈川県警の反社化、そして9.11。小渕恵三が倒れたドサクサに紛れて森喜朗が何となく首相になった。当時として歴代最悪のバカ首相であり、後にコイツを凌駕する逸材が現れるとは予想できなかった。「私は寝てないんだ」の雪印社長に「こっちも寝てない!」と返すバカ記者もいたね。
2022/01/20
ペコ子
今更だが懐かしい時事ネタが満載。一人笑いながら読みました。会話式になってて読みやすく面白かったです
2017/07/29
焼さば
様々な事件があったな…そういえばこんな事件もあったのか…と振り返れます。また今度読み返したいです。
gomi
NHKの「探検バクモン」で沖縄を特集した際、米軍基地をネタにする沖縄の芸人・小波津正光に対し、太田光は「お前のやっているのは、基地を笑いのめすことで一種それを許容するという行為だ」と言っていた。さて本書は1999年〜2001年の様々な時事をネタにした漫才集であるが、やはりハイライトは911テロの回だろう。彼は、「世界中が悲しみに包まれた」あの事件をもなんとか笑いのめし、芸人として「コメディアン」ビンラディンに対抗しようとする。それを「不謹慎」と取るか、「許容するための作業」と取るかは、その人次第である。
2013/02/25
α0350α
当時の情勢が面白おかしく読めたので良かったです。
2008/11/18
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