ひとり旅の途中 (幻冬舎文庫 も 9-1)
ひとり旅の途中 (幻冬舎文庫 も 9-1) / 感想・レビュー
みっこ
昨年読んで感銘を受けた【日々是好日】以来の森下さん。やはりこの方の考え方や文章が好きだなぁと思う。《黄色いセーター》の章がすごく好き。ご本人も書いている通り、ここまで妥協できないと生きづらいとは思うけど…。でもその分、周りは大切な物ばかりで埋まるだろう。とっても羨ましい。私も子供時代(今もかも 笑)できないことが多かったので、《シロツメ草のグラウンドで》には共感。あまり著作は多くないけど、もう少し追いかけたい。
2017/01/13
野のこ
「いとしいたべもの」「こいしいたべもの」で森下さんをもっと読みたくて借りました。感情表現が豊かで一緒に嬉しくなったり悲しくなったり。家族にかまってほしくてすねるお父さんに甘酢の気持ち、「木蓮の花を見ていた父」でうるっときました。運動神経の悪さにはめっちゃ共感!私もかけっこ遅かったし跳び箱のでんぐり返しとか出来なかった!というか跳び箱四段も出来なかったような^^; 「嫌いなものをきれいに避けて食べる男はマザコンだ」「ごはん粒を残す男は身持ちが悪い」思い当たるふしありです。
2017/10/10
どぶねずみ
人それぞれに多くの望みがあるだろうが、ここはあまり高望みをすると大きなリスクを伴うので、緩やかにハードルを下げて生きることに幸せを感じていくようなエッセイだ。旅ネタなのかと思って借りたので若干の期待はずれ感はあったが、読み終わればとても穏やかな気持ちになれる。
2024/05/27
こふみ
「ひとり旅の途中」というタイトルがぴったりなエッセイ。 洋服を買いに行ったショッピングモールで「黄色いセーター」の話を思い出してしまいました。
2020/08/12
AKIKO-WILL
森下典子さんのエッセイを読むのはこれが初めて!36才の時に書いたエッセイらしく読んでいて自分と似ている部分があり、興味深かった。欲しい自分好みのセーターを探す彼女に妥協しろとすすめる母。2人のやり取りが自分と母の関係にも似て居た…
2014/10/22
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