65 (幻冬舎文庫 お 29-1)
65 (幻冬舎文庫 お 29-1) / 感想・レビュー
ほうき星
年齢差65。その数字がタイトルです。有名な二人の対談と迷わず購入しました。日野原医師の生き方、考え方に敬意を持ち、乙武さんの思慮深い中にもまっすぐな気持ち…そして努力、私よりも年下だけれど、教えられる事は沢山ありますので、読み進めていくのが楽しみでした。全体的にゆっくり流れているものを感じますが、それはお二人に共通している、経験することで感じたことが同じであるということ。うーん、再読したい一冊です。
2014/01/21
再び読書
乙武氏の著作は数冊読んでいたので、文章に書かれる彼の考え方は想像出来ていた。しかしながら、驚きは日野原氏の人に対する真摯な姿勢であった。悲しいかな、公共の乗り物で最近感じるのは、お年寄りと思われる人の、心無い態度や、言動が逆に若者よりも目立つ現状です。でも日野原氏は孫ほど年の離れた乙武氏に対して決して軽んじるそぶり(本であるので表現はおかしいが)見せない。逆に敬意を表している様にさえ感じられる。この様に年をとりたいと思わせる尊敬出来る人をこの本で知りえた事に感謝します。やはり、人間は捨てたものでは無い。
2013/02/20
dice-kn
歳の差65歳というと、おじいさんと孫くらいでしょうか。でもそんな差は感じなかったです。乙武さんが大人なのか、日野原さんが若いのか・・多分両方ですね。恕(じょ:ゆるし)の気持ちは常に持っていたいと思います。
2020/07/04
しゅんぺい(笑)
乙武さんと日野原さんの対談。 タイトルの「65」は、お二人の歳の差のようですが、内容にはその差はまったく感じられない。 テーマは多岐にわたり、教育、コミュニケーション、生き方、障害、死など、盛りだくさんです。 一つだけ、もうちょっとテーマごとに話をまとめておけば読みやすいのに、と思いました。 読みやすいので、このお二人が好きな人は読んでみてください。
2012/07/11
りんふぁ
対談のお二人の年齢差が65歳。日野原さんの感性の若さが、とても90代とは思えない。当時20代の乙武さんと対等に話せる日野原さんのような高齢者になりたいな。
2022/03/22
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