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銀行籠城 (幻冬舎文庫 し 13-7)

銀行籠城 (幻冬舎文庫 し 13-7)

銀行籠城 (幻冬舎文庫 し 13-7)

作家
新堂冬樹
出版社
幻冬舎
発売日
2007-10-10
ISBN
9784344410305
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銀行籠城 (幻冬舎文庫 し 13-7) / 感想・レビュー

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スエ

目的は金では無い。 デザート・イーグル片手に40人の行員と客を人質。いや、奴隷として裸に剥き盾とする。 彼は絶対王者として君臨し、少しでも背くものの命を奪う。 …彼を駆り立てたものは、世の中に対する復讐、そして恨みであった。

2020/07/27

ジンベエ親分

新堂冬樹初読み。銀行に籠城して40人の行員、客を人質に取り、要求を出すわけでもなく人質を殺し続ける男と、対する警察側の視点が交互に描かれる。うーん、すべてに中途半端かなぁ。犯人の残虐さもさほどでもないし、人質の方も犯人が忌み嫌うほどの醜さを見せてくれるわけでもない。それにラスト近くなって明らかになる犯人の目的だが、その一つはどう考えても単なる逆恨み。それをうじうじ気に病む方にも苛々するし…。誰にも肩入れさせてくれないので、気持ちがどんどん萎えてくる。まあ、もう1~2冊は読んでみるけどね、新堂冬樹は。

2019/01/19

クロネコバス

銀行に籠城した犯人と説得する警官の二人が主人公。緻密に計画を立て、金目的でもなく、自分の命も惜しくはない犯人には警察も人質も為すすべを持たないという辺りまでは面白かった。しかし、警察側の役職、立場を明確にし、人質30数名のフルネーム紹介もあったにも関わらず、誰が誰だか分からないぐらい登場が少なくて…。新堂冬樹さん、書いてて疲れちゃったのかと思う程、後半はかけ足でした。犯人に肩入れできるぐらい描き込んでくれたら、最後は涙が出たかも?

2018/04/12

乱読999+α

周到な準備の下、銀行に行員30数名と籠城した犯人、その奇猟的且つ残虐な行為。冷徹な思考で警察と対峙する。その犯行の真の動機は最後に明らかとなるが・・・。エッ、犯人の行動と動機のギャップに違和感を感じた。そんな浪花節的な動機なんだ、と。また、あまりにもご都合的な刑事と犯人の巡り会い、陳腐な警察内部の対立等々、インパクトに欠ける物語は残念。前半の詳細さとは裏腹に後半は急ぎすぎの展開も興味を削がれた。

2018/03/30

007

なんつーか、簡単な動機じゃなかった。物悲しい背景があってあんなことを。

2017/12/18

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